日台合作映画『多日想果(タピオカ)』などバラエティに富んだ短編映画の上映会が、10月19日、11月1日、14日、関東3箇所のGLOCAL CAFE/GLOCAL POINTにて行われる。
グローカルとは、グローバルとローカルが“つながる”という意味の造語。GLOCAL CAFEは、それぞれ個人のローカルがあり、垣根を越えて繋がってグローバルになっていき、美味しいコーヒーやイベントを楽しみながら、たくさんの刺激がもらえる場所を目指したカフェ。ここで、日台合作映画『多日想果(タピオカ)』などバラエティに富んだ短編映画の上映会が行われる。
『多日想果(タピオカ)』は映画の製作、上映を目的としてクラウドファンディングを行い、138%の達成率を達成した話題の作品。
また、グローカルカフェでは、フルーツとしての豆の香りを感じさせるコーヒーと、美味しいクラフトビール、本場台湾のタピオカミルクティーなどバラエティ豊かなメニューが楽しめる。映画の上映プログラムは、日本作品だけでなく、アニメや海外作品などの短編映画のオムニバス上映する。(エビナコウヘイ)
■イベント詳細
〈映画とCAFEを楽しむ三日間〉
2019年10月19日(土)GLOCAL POINT ICHIKAWA
一日二回上映、16:00-17:30、19:00-20:30
入場料:1,000円(税込)
(上映作品:多日想果・ある日本の絵描き少年・さらば銀河系の短編3作品)
2019年11月1日(金)19:30-(19:00受付)GLOVAL CAFE AOYAMA
2019年11月14日(木)19:30-(19:00受付)GLOCAL CAFE IKEBUKURO
入場料:1,500円(税込)1ドリンク付
(上映作品:多日想果・COCKROACH・さらば銀河系・jiejieの短編4作品)
『多日想果』(監督:大門 嵩、Jon Cox/19分19秒)
あらすじ:台湾に憧れて留学したタカシ。日本では味わえなかった楽しい日々。そんなある日、屋台で働くフェンに恋をする。しかし、自分の気持ちを率直に伝えることができないまま時は流れ、恋は無情な形で幕を閉じることになる……。
『ある日本の絵描き少年』(監督:川尻将由/20分27秒)
あらすじ:幼い頃から絵を描くことが好きな少年・シンジは、自然と漫画家を目指すようになる。小学生になると、同じく絵が好 きだが覆面レスラーばかり描く不思議な少年・マサルと出会い、家族ぐるみで付き合うほどの親友になる。しかし学年 があがると共に、環境も変わり二人は徐々に疎遠になっていく。その後もシンジは変わらず漫画家を目指し、美大に進 学、賞に入選、アシスタントを経てやがて大きなチャンスをつかむが……。
『さらば銀河系』(監督:村上浩/21分03秒)
あらすじ:ゴミ溜め場に住むLOSER親子。いつもの平穏な朝を向かえた親子の前に 突如、暴走し研究所を抜け出した最新鋭お掃除ロボットが現れる。暴走したロボットを回収すべく動き出す謎の組織。 果たして LOSER親子は平穏な日々を取り戻せるのか!?
『COCKROACH』(監督:金 賢奎、大門 嵩/4分28秒)
あらすじ:フリーターのタカシ。家でウトウトとしていると突然彼女のミカから電話が。寝ぼけながら電話に出るタカシ。「もしもし~、ミカちゃ~ん。」タカシの寝ぼけながらの甘ったるい声とは裏腹に電話の向こうは騒がしい。「早く来て!」 それだけ言い残し、突然切れるミカの電話。ミカの身に何がっ!? タカシは急いでミカのもとに向かう!
『jiejie』(監督:Feng-I Fiona Roan/15分30秒)
日曜日、心配性の母と甘えん坊の妹とともにフェンは初めて中国系アメリカ人が集う教会へ向かう。アメリカ人らしくない容姿が恥ずかしく、フェンじゃ初日から妹を置いて、アメリカに移住してからずっと溜まっていた不満を爆発させる。