シンガーソングライター・町あかりがプロデュースする謎の2ピースバンド“ぼんぼん花ーーー火”が、本日1月29日(水)にデビューアルバム『ぼんぼん花ーーー火』をリリースした。
ぼんぼん花ーーー火のメンバーは、ギター・ボーカルのファイアーロケット・アカリとドラムのこころ。作詞・作曲は町あかりが担当する。
楽曲のテーマは、学校、家庭、友人関係、恋愛相談、進路など。様々な悩みを抱えたティーン達にむけて、勝手に歌って勝手に応援し勝手に励ます、とのこと。
プロデュースを担当する町あかりに、ぼんぼん花ーーー火について緊急インタビューをおこなった。
INTERVIEW:町あかり
──ぼんぼん花ーーー火について、謎な部分が多いので聞いていければと思うのですが、町さんはバンドには参加されていないんですよね?
町あかり:参加はしていません(笑)! 全ての曲の作詞・作曲とプロデュースを町あかりが担当する2ピースバンドになります。あとは、ジャケットのデザインだったり、バンドのキャラクター・ボンちゃんのデザインもしています。メンバーが、ボーカル&ミニギターのファイアーロケット・アカリと、高校1年生のドラマーこころちゃんです。ドラム歴はまだ2年くらいなのに、すごく実力がある女の子です。
──こころさんとはどうやって出会ったのでしょうか?
町あかり:町田にある「YOKOTA BASE STUDIO」というスタジオでドラムのレッスンをこころちゃんが受けていて。その時は中学3年生だったと思うんですけど、そこで出会いました。プロ志望でレッスンを受けていたのを見て、「最高だ!」と思って(笑)。「是非、ぼんぼん花ーーー火というバンドをやりませんか?」という形でオファーしました。
──そんな出会いだったのですね。今回出るアルバムはどのようなものになりましたか?
町あかり:今回出るのは、10曲入りのアルバム『ぼんぼん花ーーー火』です。ぼんぼん花ーーー火の楽曲のテーマは、10代のティーンにむけて、家庭のことだったり、進路のことだったり。町あかりが普段書いている内容とは全く異なる、10代の悩みとか普段の日常とかを、“勝手に”ティーンを応援する、“勝手に”励ますっていう想いで書いてます。本人たちは望んでないかもしれないけど、勝手に(笑)。
──“勝手に”ですか(笑)。
町あかり:ニュースを見ていて、10代の子が犯罪に巻き込まれたりとか、嫌な事件があったりとかするのを目にすると、すごいショックじゃないですか。自分もそうですけど、10代の頃って今とは全然違う悩み方をしていて。でもそういう時にこそ、音楽を聴いて救われたりする経験があって。なので勝手にですけれど、ぼんぼん花ーーー火もその力になれたらなと。こころちゃんが演奏するフレッシュなサウンドも、それにまさにぴったりなんじゃないかなと思います!
取材&文:横澤魁人
■リリース情報
ぼんぼん花ーーー火
『ぼんぼん花ーーー火』
発売日:2020年1月29日(水)
定価:2,300円+税
仕様:CD
発売元:なりすコンパクト・ディスク/ハヤブサランディングス
=収録曲=
1. 寝ても眠い
2. 頑張ったからハイ! シール
3. 宿題やったけどウチに忘れました
4. 改札口で家のカギ
5. 犬のフンは飼い主が始末しましょう
6. 特殊な訓練を受けています
7. テストの端っこ折ってる
8. 褒められてのびる夏
9. 関係者以外立ち入り禁止
10. お母さんが決めてくれた