至高のジャズ喫茶「ベイシー」のマスター・菅原正二の生き様を描くドキュメンタリー映画『ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(Ballad)』が、5月29日(金)よりアップリンク渋谷ほか全国で順次ロードショー公開される。
日本独自の文化であり、世界が注目する“ジャズ喫茶”。岩手県一関市で50年営業を続ける「ベイシー」 には、 連日オーナーでもありマスターの菅原正二が生み出す“音”を求め、 日本のみならず世界中からジャズファン・オーディオファンが訪れる。より良い音を再現するため、菅原は開店以来使い続けるJBLのオーディオシステムに日々調整を重ねる。故に、 菅原が不在で営業したことは1日たりとも、ない。
そうして生み出された音は、聴く者に、演奏者がその場に現れたかのような錯覚を起こさせる。本作では、菅原がかける名だたるプレイヤーのレコードを、アナログ録音の伝説的名器「ナグラ」で生収録。菅原が再生する極上の音が、「ベイシー」の空気感も含めて収められている。
菅原のインタビューを中心に、渡辺貞夫、坂田明、村上“ポンタ”秀一、ペーター・ブロッツマンなど世界的なミュージシャンによる「ベイシー」での生演奏や、阿部薫、エルヴィン・ジョーンズの貴重な生前のライヴ映像、さらに各界著名人らのインタビューで綴られる。本作のために、5年にわたりのべ150時間もの映像を撮り続けたのは、本作が初監督となる星野哲也 。バーのオーナーでありクリエイターでもある。親交の深い彼だからこそ捉えられる菅原の素顔が収められている。
菅原正二の考える「ジャズ」、そして「ジャズな人」とは?
■公開情報
『ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(Ballad)』
5月29日(金)よりアップリンク渋谷、 アップリンク吉祥寺ほか全国順次ロードショー
監督:星野哲也
編集:田口拓也
菅原正二、 島地勝彦、 厚木繁伸、 村上“ポンタ”秀一、 坂田明、 ペーター・ブロッツマン、 阿部薫、 中平穂積、 安藤吉英、 磯貝建文、 小澤征爾、 豊嶋泰嗣、 中村誠一、 安藤忠雄、 鈴木京香、 エルヴィン・ジョーンズ、 渡辺貞夫 (登場順) ほか ジャズな人々
2019 / 日本 / 104分 / 1.85 : 1 / DCP /
配給・宣伝:アップリンク
エグゼクティブプロデューサー:亀山千広
プロデューサー:宮川朋之 古郡真也
(C)「ジャズ喫茶ベイシー」フィルムパートナーズ
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