【現地レポート】WACK合宿オーデ3日目①ーBiSH、BiSら先輩メンバー参戦、モンスターアイドル復活

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関東近郊の宿泊施設を舞台に、18人の候補生と5名のWaggメンバーたちが6泊7日に渡り行っている「WACK合宿オーディション2020」。

3日目を迎えたこの日、WACK所属のグループから先輩メンバーたちがやってくる。NHKホールや幕張メッセでワンマンを行っているBiSHのセントチヒロ・チッチや、『水曜日のダウンタウン』内企画「MONSTER IDOL」から誕生した豆柴の大群のナオ・オブ・ナオなど、候補生からしたら画面越しでしか観たことのない憧れの人たちも合宿にやってくる。

合宿2日間を通してWACK代表の渡辺淳之介から「本当の自分をもっと出せ」と言われ続けている候補生と現役メンバーが交わることによって、合宿の空気が動くかもしれない。ターニングポイントになるかもしれない1日がはじまった。

■7:00〜 本日の脱落回避をかけた早朝マラソン

昨日と同じく、1日のはじまりは早朝マラソンから。1往復3kmの道を走る。スタート直前、これまでの合宿ではなかったルールを渡辺が発表した。「今日のマラソンで2位になった人は今日の脱落がなくなります」。これまで中継ポイントでパンを食べるなどのルールが課せられたことはあるが、初めての宣言に対し、戦略を立てる間もなくマラソンのスタートが切られた。

中継ポイントに到着した順番はWaggのサアヤイト、アイナスター、アオイロコ・カンパイア 。しかし、上位3人にはスタッフからスティックパンが手渡され、それを食べないと復路を走ることができない。その間に他の候補生やメンバーに追い抜かれていく。

そしてレースは、ガミヤサキとモンスターアイドルのデッドヒートに。先にゴール地点に姿を見せたのはガミヤサキだった。その後ろには、モンスターアイドル。そのままガミヤがゴール…… と思いきや、渡辺から「もう一往復!」という声がかけられる。絶望的な顔を一瞬見せるも、すぐに走り始める2人。2人のデッドヒートは最後まで繰り広げられ、ゴール直前にガミヤがラストスパートをかけ1位でゴールを果たした。

結果、モンスターアイドルが2位でゴール、合宿3日目の脱落を免れた。すでに一度脱落を告げられ、なにがなんでも2位を取ることに執念を燃やしたモンスターアイドルと、マラソンで1位になることにこだわったガミヤ。それぞれの信念によって繰り広げられたレースとなった。

合宿3日目 早朝マラソン結果

1位……ガミヤサキ
2位……モンスターアイドル(脱落回避)
3位……パー・ルイ
4位……ア・アンズピア
5位……シオ・フォレスト
6位……セックスサマーウイカ
7位……インポッシブル・マイカ
8位……キラ・メイ
9位……ワキワキワッキー
10位……火星からウナギ
11位……フショージ・メグミ
12位……テラヤマユウカ
13位……ウタウウタ
14位……カトー・ムセンシティ部
15位……アイナスター
16位……ファンファン
17位……トト・パーティン・トト
18位……アオイロコ・カンパイア
19位……アイノ・リ・スタート
20位……サアヤイト(周回遅れのため強制終了)

 

■7:40 朝食〜「オーケストラ」ダンス審査

早朝マラソンを終え、朝食をとった候補生とWaggのメンバーたちは、昼に行われるダンス審査に向けて練習を重ねていった。この日の課題はBiSHの「オーケストラ」。メンバーたちで考えた振り付けで踊るという課題が科せられた。5グループにわかれ、それぞれアイデアを出しながら、体育館の鏡と向かいあい、ひたすら練習を重ねた。

12時30分。現役メンバーがダンス審査の部屋へ入り、候補生たちと対面を果たした。

セントチヒロ・チッチ(BiSH)、トギー(BiS)、ユイ・ガ・ドクソン、月ノウサギ(GANG PARADE)、MiDORiKO EMPiRE(EMPiRE)、ウルウ・ル(CARRY LOOSE)、ナオ・オブ・ナオ(豆柴の大群)の7人が部屋に入ると、ピリッと空気が締まる。先輩メンバーたちが1人ずつ自己紹介と挨拶を述べると、候補生たちは「オーケストラ」のダンス審査へ。5組がそれぞれに演じ切ると渡辺が総評を述べた。

「今日WACKのメンバーたちが来るって知っていたわけだけど、この動きでよかったと思う人? 一緒に仕事したいからきたんだよね? それに対して出せなくて本当に大丈夫なの? 全力で全部出しきれた人って聞いて誰も手をあげないよね。中途半端じゃない? 後が無いと思っていたら気合が入りそうだけど、勘違いしていない? このままの状態でいるんだったら、もう何人かいらないなと思った。2日目まではやさしく立ち回らせてもらったけど、一緒に仕事するんだよ? 先輩たちがいる前でこれでよかったですか? これは振り付けとか踊りの話ではなくて、誰1人気合がみられない。これで同じメンバーになれると思っているの? 舐めているなら帰ってくれよ。今回、順位をつけるまでもない」

かなり厳しい評価に言葉も出ない候補生たち。いきなり不穏な空気が立ち込めた。そして渡辺の言葉は過去の合宿オーディションにもないくらい切実で直球なものだった。

「(これから現役メンバーが入って練習して)今日19時に1回だけ真剣勝負をしてもらいます。最下位のグループは全員落ちるといったけど、それ以上に落ちるよ。変わらないなら途中で帰っても大丈夫。いらないから。慈善事業じゃないんだよ。真剣に考えてやってください」

そして、現役メンバーのポイント争いについても説明がなされた。「ポイント上位のメンバーのグループから、僕のやりたかった企画を優先的に持って行こうと思います。僕は海外進出を進めたい。なので、1位をとれば今年中を目処になんとかしたいと思っています」。これまでは最下位のメンバーの改名ということはあったが、ここまで明確な未来に繋がる結果を発表したのは初めてだ。現役メンバーのグループにも関わるポイント争いになりそうだ。

その後、現役メンバーとWagg、候補生たちで昼食を食べ(複数名はデスソース入り)、5チームに別れて19時に発表する「オーケストラ」のダンス審査の練習がはじまった。当初はオリジナルの振り付けを考えて踊る予定だったが、BiSHの振り付けで練習することに急遽された。果たして19時のダンス審査で、どのようなケミストリーが起こるのか。候補生たちの意識や行動は変わるのか。

BiSHセントチヒロ・チッチ、到着後最初のコメント

昼のダンス審査において、候補生たちを観ながら唯一メモを取っていたのがチッチだった。練習へ向かうチッチにいったい何を書いていたのか、合宿の雰囲気について聞いてみると、候補生のことやBiSHのことだけでなく、WACKのことを考えた上で合宿に臨んでいることを語った。

「この子がどういう子か? っていうのと、今の発表を見て、どこがよくてどこがダメか全部メモりました。(全員のメモを取ったのは)私のチームの子だけが候補生じゃなくて、この中から誰と一緒に仕事ができるか、WACKのメンバーとしてできるか? っていうことを見たくて来ているから。(合宿の雰囲気は)ちょっとつまんない。なぜかと言ったら、多分まだ全員が開放仕切れていないから。それだと光る原石の原石の部分もまだみつけられない。私も昔そうだったからわかるんですけど、猫をかぶるのをやめてみたらいいところが見えるんじゃないかとは感じています。きっと、みんな“こなせる”んだよね。渡辺さんの言っていたことはその通りで、「もっとできるんじゃないの?」と思わせる余力がある。私は候補生の子たちが自分を解放する手助けができたらいいなって思う。(特に私が最初に組む子たちは)頭が固そうなグループなので、道を作ってあげるしかないなって。頭が固い人ほど自分で気づかないと意味ないし、時間が限られているから難しいけどがんばります」

最後に、この合宿に参加することでBiSHに対して何に繋げたいか質問してみた。

「BiSHのチッチとしてWACKのオーディションに来ているから、BiSHとしてもWACKとしても私には同じ責任感がある。もちろんBiSHにいるときの私は6人の中の1人でそこに居場所があるけど、WACKとして考えると、カミヤ(サキ)さんが辞めることが決まっている今、1番先輩として背中を見せないといけないと思っている。舐められちゃいけないし、でも萎縮させちゃいけないしっていうのがある。すごくそれについて考えています。私ががんばった結果が、BiSHのためになるっていうのはわかっている。海外進出についてもそうで。だからといって、そこばっかになっちゃうんじゃなくて、がんばった結果がそうなればいいと思っていて。意味のあるものにする。それが1番だと思っています」

合宿3日目のダンス審査は、19時より行われる。

取材&文:西澤裕郎
写真:外林健太


全て見せます! WACKオーディション合宿2020完全密着 6泊7日の死闘

3月22日(日)13時~「前半」:https://live2.nicovideo.jp/watch/lv324617066
3月25日(水)12時~「後半」:https://live2.nicovideo.jp/watch/lv324617068

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