「普通に生きてたら、人生で35回も天津飯食わねえわw」
↑ 先日友人に言われた言葉。人間の寿命が80年=960ヶ月、60÷35=27.4285714……。つまり、(友人にとっての)普通の人は2年4ヶ月に1回も天津飯を食べない。これは東京モーターショーの2年に1回という頻度と同等。つまり天津飯を食べるということは催事イベント……。
おいっす。スポンサー募集中、火鍋栄光です。
一体皆さんは天津飯を人生で何回食べたことがあるんだろうか……。
さてさて、こちらは家の近所を散歩しているときにいつも通ってはたまに踏み入れる「ぎょうざの満洲」。改めて考えると、ちょくちょく見かけるものの都心の方ではなかなか見かけない気もする。Wikipediaによると、「3割うまい!!」のキャッチコピーで埼玉県、東京都、群馬県に展開している。2012年、JR野田駅店を皮切りに大阪府にも出店を開始”とのこと。餃子の王将、大阪王将には規模で負けるかもしれないけど、都会の外れのベッドタウンのような街で庶民のお腹を満たしてくれる温もりのあるお店でありましょう。どれどれ、いつも通りW餃子定食(590円)でも…… ん…… えっ?
お分かりいただけただろうか? こんなところに隠れ天津飯が!
どうやら10月限定メニューとして天津飯が出るとのこと。早よ言わんかい! 東京ラブストーリーの織田裕二ばりに「ずっちぃな〜!」と叫びながらスキップで店内へ。……やっぱり早よ言わんかい!
カウンター席に着座。顔の前にあるタブレットで注文するタイプや! はよ!
これじゃない!
ちゃうちゃうちゃう! そんなんちゃう!
近いけどちゃう! でも玄米入りって気になるな!
こちらになります! 単品500円、餃子セットで730円という価格の鬼。財布のことを考える必要もなく、餃子セットをプッシュ。
OopS! 天津飯=白米の常識を覆す選択の余地! カロリーも糖質も30%オフなんて天津飯最大の課題を解消しようとしている試み! いい姿勢! 玄米にチェンジでいただきましょう!
店内の様子はこんな感じ。お昼過ぎのベッドタウンの飲食店はこれくらい静かな方が嬉しいのよな。ちなみに「ぎょうざの満洲」は餃子のテイクアウトについて店舗ごとに特売日週2日ほど設定されており、生餃子(冷凍・冷蔵)1パック12個入が特売価格になる(通常日税込345円→特売日税込275円)。発泡酒と安いつまみと合わせても、ワンコインで収まっちゃうお得さ! 庶民を財布から暖めてくれるお店っぷりに感動していると……。
\オマタセシマシター/
730円! ザーサイ付き! センキュー!
見るからにこってりな甘酢あん…… 毎度ながら垂涎モノよのう。
早速いただこう!
ンフフ……。
まず舌に届くのは、程よい強さの甘酢の酸味! そして竹の子やにんじんなどオーソドックスに加えて、ここで特筆すべきは……。
こちらのチャーシュー! 天津飯にお肉が入ってるのは初めて! 1/35の確率(天津飯放浪記調べ)! 約2.9%ほどだろうか……! 甘酢と上手く絡み合って程よい味の濃さに米が欲しくなる。ここに来て天津飯のボリュームを量と質でカバーする食材を投入、まさに天津飯界のタブー。鬼に金棒、天津飯にチャーシュー。そして中華の味付けには、箸休めにザーサイもぴったり。口の中がくどくならずにバクバクすすむ! センキュー!
ペロリ。単品なら500円で玄米の変更もでき、チャーシューでボリュームも稼げる優秀なオールラウンダー! 10月限定のメニューなので、皆さんお近くのぎょうざの満洲へ是非とも! ごっつぁんでした!
今日の天津飯あるある:
レンゲを挿してパックリ開く瞬間が破廉恥。
⭐︎今日のお店⭐︎
「ぎょうざの満洲」つつじヶ丘店
住所:〒182-0006 東京都調布市西つつじケ丘3丁目34−1
営業時間:11時00分~21時30分
電話番号: 042-426-9977