【連載】ロビンの青い卵より vol.1「名前の由来」

はじめまして、岡田ロビン翔子です。

今回ご縁があって、これからこの場所で連載を書かせていただくことになりました！

THEポッシボーとしてデビューして、チャオベッラチンクエッティに改名したり、形は変わりつつも、12年間アイドルとして活動。つらいことがあると、このときもらった大きな愛を思い出すだけで、お水を入れ替えてもらって太陽をたくさん浴びたお花みたいに「にょきっ!!」っと、元気になれちゃうくらい私の宝物の12年間です。

今はアイドル時代から続けさせてもらってるラジオの生放送（bayfm78「The BAY☆LINE」、ラジオ日本「60TRAY部」）、日本テレビ「ZIP!」の特集リポーター、イベントのMC、自分で見つけたライヴハウスやカフェでアコースティックで歌ったりと、いろんな活動をさせていただいてます。

今日はなにを食べようかな。
今日はなにを聴こうかな。
今日はなにを着ようかな。

と、取捨選択を繰り返す毎日。

ここでは、大きなテーマは決めずに、お仕事のことも含め、日々の生活の中で感じる小さな心の声を言葉にしていけたらいいなーって、思ってます。

これまでのこと。と、これからのこと。

朝起きて、通勤中、寝る前、好きな時間に。

みなさんの心の中に心地よく響く音になりますように。

＊　＊　＊

「なにが好き？」と聞かれたら「なんでもない話が好き！」と答えます。

ただ自分の話を聞いてもらうのとも、ただ友達の話を聞くのともまた違う、いま目の前にいる人とだからこそ、生まれる、会話が楽しくて。なんでもないの中にあるその人の大切なものが見え隠れする瞬間、きゅんとしちゃう。

上手く話せないこともたくさんあるけど、そのぶん想像もしなかったところに行ける時もあって、正解がないからこそ、昔も今もラジオが大好きです！

＊　＊　＊

好きな言葉は「自分の機嫌は自分でとる」。

朝に食べる一粒のチョコレートは、うんうん、脳が喜んでる喜んでる、と思わずうなずいちゃうくらいに幸福感でいっぱいになっちゃうし、天気の良い日には日焼けを気にせず太陽浴びたり、お仕事おわりに簡単に作ったおつまみとキンキンに冷えた生ビールがあったりしたらもう最高！

映えるものよりも、スーパーに行って買ってきた新鮮な野菜を味わうことで心も体も元気になる感じがするし、銭湯に行ってサウナに入って汗をかいて水風呂に入るを3回繰り返したらモヤモヤはどこかに消えて行っちゃう。

あと寝たらだいたい忘れるので、とにかく寝ます。毎日ベットの中で小さな幸せ日記をつけながら、「コロナになんか負けてられねえ!!!」精神で眠りにつきます。

＊　＊　＊

最後に名前のお話。

「ロビン」と聞くと何を思い浮かべますか？

ニコロビン、ロビンマスク、ロビンフッド、バットマンの相棒など。

調べるといろんなロビンがありますが、28年前の1993年3月15日。マサチューセッツ州（声に出すとなかなかの確率で噛みます）のボストンで産まれた私につけてくれた名前も、ロビンでした。

「名前は人生で初めてのプレゼント！」

その言葉にハッとし、母に名前の由来を聞くと、ロビンは春を告げるコマドリの名前らしく、酉年の3月に産まれた自分にぴったりだとつけてくれたとのこと。

今はおばあちゃんにしか呼ばれないもうひとつの名前「翔子」は、三人兄妹の末っ子のわたしに、しっかりと自立心を持って世の中に羽ばたいていけるようにとつけてくれたらしいです。

『ティファニーで朝食を』というオードリー・ヘプバーンが主演の有名な映画のタイトルにもなってる「ティファニー」。

ティファニーブルーという色があるのですが、ティファニーブルーは別名「ロビンズエッグブルー」と呼ぶそうです。ティファニーの色はコマドリの卵の色からきていて、コマドリは昔から幸せを運ぶ鳥とも言われているとか。

私がこの芸能界に入ったのは、2004年。日本に引っ越してから4年後。モーニング娘。さんに憧れて人生ではじめて受けたオーディションの名前が「ハロプロエッグオーディション」だったので、その名前を聞いた時はこの偶然に大興奮。

みんな調べてみて、ロビンズエッグブルー（言いたいだけ）。

＊　＊　＊

さて、これからこの場所で何が生まれるか。

頭の片隅で楽しみに待ってくれたらうれしいです。

では、また！