こんにちは! 今日から9月ということが本当に信じられない玉澤です。
誕生月なのですが、28歳になってしまいます。高校卒業してから10年経つなんて、本当に時の流れは早いなあとしみじみ。あの頃から、何が変わったかと言うと、好きなものは相変わらずだし、給料日にレコード、本爆買いと好きなだけガチャポンやっちゃうぐらいです。すっかりいい大人だけど、心にいつまでも子ども心、好奇心を宿したアラサーでいたい。
さて、生活に寄り添う本を紹介するこの連載。第21回目に紹介するのは、makomo『ハムをもらった』です。
vol.21 makomo『ハムをもらった』
『ハムをもらった』
著者:makomo
http://www.makomo.jp/
本書はイラストレーター・makomoさんによる絵本ZINE。個人的に大好きな作家さんです。
makomoさんのイラストの特徴はかわいいだけじゃなくてシュール。そして、謎ストーリーで誰も理解できないけど、なんだか分かった気になってしまう物語が印象的です。
『ハムをもらった』というタイトルからしておもしろいのですが、途中で上記写真のような謎急展開を迎えるんです。ページ数は少ないのですが、めくるたびに何が起きるか分からないところにめちゃめちゃ惹かれます。
とにかく大きなハムをもらった人がなぜ切ったハムを膝に貼り付けているのか。なぜ子犬を抱えているのか。最終的にもうよく分からないけど、なんか癒やされる。いつの間にか何もかもどうでもよくなって、makomoワールドに引き込まれています。
Twitterやホームページでもイラストをたくさん載せていたり、グッズも販売しているので「シュール+かわいい」の組み合わせフェチな方はぜひぜひおすすめします。
それでは今週は少し短めですが、ここまで。来週もよろしくおねがいします。
※「本と生活と。」は毎週水曜日更新予定です。
1993年生まれ。SWスタッフ。もともとクラリネットとドラムをやってました。音楽以外の好きなもの:本、映画、動物、ドラマ、Netflix、Hulu、ぬいぐるみ、文房具など諸々たくさん。モルモットのごまちゃんと生活してます。30歳になるまでに本屋さんの開業を目指しています。