BiSH、EMPiRE、BiS、豆柴の大群、GANG PARADE、ASP、WAggのマネジメントを行う株式会社WACKが、2022年3月20～26日にかけて6泊7日わたり開催する合宿型合同オーディション「WACK合同オーディション2022」。
今回の合宿オーディションには、書類審査と2次オーディションを通過した27名に加え、WACKによる育成プロジェクトWAggの5人（ア・アンズピアは不参加）、現役メンバーも途中から参加。
BiSHからは、ハシヤスメ・アツコ
EMPiREからは、MAHO EMPiRE
BiSからは、ネオ・トゥリーズ
豆柴の大群からは、ハナエモンスター
GANG PARADEからは、月ノウサギ
ASPからは、ユメカ・ナウカナ？
が途中より参加。
その様子は最終日までニコニコ生放送ですべて中継された。
合宿候補者における合格者は以下の通りとなった。
■BiSH
該当者なし
■EMPiRE
該当者なし
■豆柴の大群
該当者なし
■BiS
該当者なし
■GANG PARADE
アイナスター
タンタン
※5月13日のツアー渋谷クアトロ公演がお披露目。現在活動休止中のナルハワールドも本公演から復帰
■ASP
カナエデーモン
アユナC
※お披露目は後日発表
■WAgg
該当者なし
WACK合宿オーディション2022 合格者コメント
アイナスター
最初は本当に迷いながらやっていたというか、苦しいときも多い合宿で。でも、周りから受ける刺激だったり、先輩とか候補生からもらったものをひとつも落とさずに全部全部大切にして、これから先も進んでいきたいと思える合宿でした。この合宿で得たものを、GANG PARADEとして、さらに倍にして届けていきたいなと思います。個人的には1年半前にPARADISESさんのオーディションで1人だけ最終審査に行けなかったり、去年もチャンベイビーさんとキャ・ノンさんは合格して私は名前を呼ばれなかったり、本当にこの1年は苦しくて。一緒に候補生としてやっていたキャ・ノンさんとチャンベイビーさんがやっているところとか、同期でWAggに入ったメイちゃんがやっているところだとか、入れなかったPARADISESさんがGANG PARADEとして再始動するのとか全部見ていたから、ギャンパレさんのライヴを観ても悔しいと思っていて。そういった今までの全部が糧になった1年間だったなと思います。今回の最初の歌唱審査で「PARADE GOES ON」を歌ったんですけど、すごく大好きなグループだし、今まで手の届かなかった場所だったので夢のようだし、GANG PARADEになれてすごく嬉しいです。これからもっともっと頑張っていきたいと思っています。GANG PARADEは人数がすごく多いので、埋もれないでやっていきたいというのと、GANG PARADEさんは目の前のお客さんだったり、メンバー同士だったりで、すごく全力でぶつかっている背中を見て来たので、私も本気でぶつかっていきたいなと思っています。すごい歴の長い先輩とかいろんな人が集まっているグループだと思うので、私も私にあるものを信じてやっていきたいなと思います。
タンタン
最初は実感がなくて、ずっとふわふわしていたんですけど、今やっと徐々に実感が湧いて来ました。7日間いろいろなことを言われてきて、やっと認めてもらえたんだなとか、達成感があります。これからWACKのアイドルの一員になれるのがすごく嬉しくて。これからもっと頑張らないといけないことがたくさんあるので、今いるギャンパレさんのメンバーに負けないように、めっちゃ練習して、頑張って、ステージで同じ迫力でパフォーマンスしたいなと思っています。今日の最終審査は、いままでやってきたことを全部出し切れたと思っていて。本当に感情も乗せられたし、最後の最後だなっていうのが身に染みて。今までやってきたことを出し切れました。パフォーマンスの途中でやばいと思って泣いてしまったんですけど、〈またこの場所へ〉という歌詞を歌いながら合宿頑張って来たなと思って。〈共に歩き涙流したね〉って歌詞も、これまで候補生たちと一緒に頑張ってきてよかったなとか、すごく響いて。すごく濃かった7日間だったから、ちょっと寂しい気持ちもあったんですけど、これからそれぞれの道に前向きに進んでいこうと考えていたら感情が出ていました。BiSHの先輩方からは、もっとリラックスするとか、肩の力を抜いたら声が出るよとか、もっと振りを大きくとか、そういう技術的なことだったり、最後の最後だからチームで助け合って気持ちを伝えようということだったりを伝えていただきました。GANG PARADEに入ってからは、私にしかできないようなパフォーマンスをしたいです。ギャンパレってすごく個性的なメンバーがいっぱいいて、それぞれが目立っているので、私も負けないくらいの個性を見つけて、かわいいのとかも格好いいのとかも全部できるようになりたいです。それでみなさんに笑顔を届けたらいいなと思っています。
カナエデーモン
合宿では自分は周りの人に支えてもらって、周りの人のおかげで合格できたと思っているんですけど、ASPに入ったらそれじゃダメなので、もっと自分で頑張れるように全力でやっていきたいと思っています。いつも本番前に振りを忘れちゃったりしていたんですけど、最後のパフォーマンス審査は本番の1分前くらいまでずっと踊っていたし、今までで1番全力でやったので、本番もそんなに緊張せずに不安とかもなく取り組めて、1番いいパフォーマンスが見せられたなと思っています。「FiNAL SHiTS」は無音のところがあって急に歌に入るところのタイミングが難しくて。そのときに、こうカウントしたら入れるよとか、失敗しても失敗した雰囲気を出しちゃうとダサいから失敗を誤魔化せるようにしてとか、そういうアドバイスをBiSHの先輩からたくさんもらったので、すごく自信がつきました。一昨日のチーム分けのとき、他のグループはみんなメンバーさんがついていたんですけど、私のグループだけ候補生だけだったんですよ。ダンスが苦手な子とかもいて、フォーメーションが自分で考えられなくて、本番30分前くらいまで全然決まっていない状態だったんです。もう諦めかけていたんですけど、諦めないでやったら、その日のパフォーマンスが2位だったんですよ。そこで諦めなくてよかったなと思って。本当にどんな最悪な状況でも、諦めなければなんとかなるというのを合宿で学びました。自分はWACKのアイドルさんたちにすごく明るい気持ちにさせてもらったので、私も自分の歌とダンスで1人でも多くの人を明るくできるようなアーティストになりたい、いや、なります。
アユナC
挑戦してよかったなと思っていて。いろんなものを捨ててきて、本当に人生をかけていたから、本当によかったと思います。それは合格したからという気持ちもあるんですけど、WACKに出会ってオーディションを受けて、もっと好きになって、全部よかったと思っています。最後のパフォーマンス審査はいろいろな感情が込み上げてきてしまって。ずっと応援してくれた親とか、友達とか、捨てて来た場所とか、いろんなものを思い返して歌っていました。同じチームの2人と自然に目が合うところとかもあって、ずっと大切にしていきたいパフォーマンスだったなと思います。昨日も「FiNAL SHiTS」をパフォーマンスしたんですけど、アユニさんから曲の意味を教えてもらったり、アイナさんが考えている振付の意味や歌い方を教えてもらったり、リンリンさんに手が千切れるくらい伸ばしたほうがいいとか細かいところまでたくさん教えていただきました。この合宿を通して学んだことは、チーム感と、自分のパフォーマンスの幅を広げないといけないこと、諦めないことは本当に大事ということです。頭がいっぱいになってしまったときに、どうにでもなれって思ってしまったときもあったんですけど、諦めないでたくさん考え直して、いいパフォーマンスができました。諦めないことがこんなに大事なことなんだと学びました。これからは、WACKの音楽を大切に歌う人になりたいです。ASPさんが目標にしているものや、大事にしているものに自分も一緒に大切にしていきたいし、本当にWACKの一員として音楽をたくさん届けていきたいと思っています。
取材＆文：西澤裕郎
写真：外林健太
