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【LIVE REPORT】第3期BiS初ツアー大阪公演、一心不乱に歌い踊り駆け抜けた22曲

StoryWriter

第3期BiSが9月21日(土)、初の東名阪ツアー〈PAiNFUL TRiCKY SADiSTiC DEADLY TOUR〉大阪公演をLive House Pangeaにて開催。1stアルバム収録曲と期間限定無料配信された3曲を、MCなし、アンコールなし、ぶっ通しで、東京公演より1曲多い22曲、一気に駆け抜けた。

開演時間になり電気が消えると会場にT.M.Revolution 「HOT LIMIT」が流れ、イトー・ムセンシティ部が気持ち良さそうに歌い上げながら登場。「BiS来たぞー! あっち見ろー!!」とステージ脇を指差すと、そこには3人のメンバーが。「トギー! カモーン」とイトーが叫ぶと、研究員(※BiSファンの総称)の上をクラウドサーフしてトギーがステージに到達。同じくチャントモンキーとネオ・トゥリーズがクラウドサースでステージに到着し、イトーが「PTSDツアー、大阪、始めます」とつぶやくと、「STUPiD」のイントロが流れライヴがスタートした。

ツアー初日の下北沢シェルターと同じく「STUPiD」を3連続で披露。曲を重ねるたびに研究員の熱は増していき、コールの声も大きくなっていく。勢いそのままにシャウトが特徴的な「SURRENDER」、アルバム未収録曲「少年の歌」を続けて披露すると、第3期BiS代表曲「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」を熱量そのままにパフォーマンスしていった。

ライヴ中盤、インディギターポップ調の「KAsAbutA」をしっかりと聴かせると、「absolutely meeeeee!!」ではメンバーたちが汗にまみれながらも歌い踊り鬼気迫る瞬間も垣間見えた。終盤では「thousand crickets」の3連発へ。初期BiSの「パプリカ」でのラジオ体操とヘッドバンキング、第2期BiSのスクワットを融合させた体力系振り付けを一心不乱に行う姿、そして共にヘッドバンキングやスクワットをする研究員たちからは、初期BiSが作り上げてきた当時の雰囲気を感じるようでもあった。

最後は、「thousand crickets」3連発で体力を使い切りながらも、この日4回目の「STUPiD」、そして5回目となる「STUPiD」を連続し披露し大阪公演は幕を閉じた。客席ではサークルモッシュする研究員たちもおり、最初から最後まで熱気が途絶えない、BiSの色に染め上げた初の大阪ワンマンとなった。

BiSは10月12日、ツアー愛知公演を新栄DAYTRIVEで行う。

取材&文:西澤裕郎


◼︎東名阪ツアー「PAiNFUL TRiCKY SADiSTiC DEADLY TOUR」

2019年9月14日(土)東京・下北沢SHELTER
2019年9月21日(土)大阪・Live House Pangea
2019年10月12日(土)愛知・新栄DAYTRIVE

■リリース情報

BiS メジャー1stシングル『タイトル未定』
2019年11月20日リリース
価格:1,000円+tax
品番:CRCP-10438
全4曲収録予定

収録内容:
1. タイトル未定①
2. タイトル未定②
3. タイトル未定①(instrumental)
4. タイトル未定②(instrumental)

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