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【連載】ヨコザワカイト「digる男。」Vol.22「世界、ドン引き。」

StoryWriter

お世話になっております、株式会社SWインターンのヨコザワカイトです。

先日、東京・渋谷スターラウンジで開催されたドアノブロック1stワンマンライヴ〈秘密決済2019〜生まれたてフルスイング〜〉に行ってきました。

ドアノブロックは、セックスフラペチーノ(Vo.)、ソメヤコウスケ(Gt.)、リカ(Ba.)、ファンタス☆ジュン(Dr.)の4人組ロックバンドです。2017年のオーディション〈RO JACK for COUNTDOWN JAPAN 17/18〉でthe shes goneらと共に優勝。〈COUNTDOWN JAPAN 17/18〉ではライヴ後半、セックスフラペチーノが上着を脱ぎ歌い(本人は後にTwitterで「私が出したのは乳首じゃなくて夢と希望のキャンディでした」と述べている)注目を集めました。

https://youtu.be/1uIj7MIa-2I

 

そんな彼らが、1stミニ・アルバム『カルトとポップ』以来のリリース、そして初の全国流通盤となる1stEP『無限と瞬き』の発売を記念し開催したのが、今回の初ワンマンです。

会場には、大学生と音楽関係っぽい大人が入り混じる不思議な空気で充満し、MAXキャパ250人越えの超満員でした。彼らの音楽性は、カラスは真っ白がそう形容されていたような“ファンクポップ”の系譜を継ぎつつ、どこか頭に残るような要素を忍び込ませた楽曲。ライヴでの楽器隊のスキルの高さに基礎付けられセックスフラペチーノが伸び伸びと表現する様は、新人バンドのそれではありませんでした。

ドアノブロックは、愉快犯バンド-『世界、ドン引き。』 をコンセプトに元々活動をしており、彼らの活動の根底には“ドン引きさせたい欲”があると思うのですが、本公演ではそれが上手い具合に暴走しすぎず、それでいてDJパートやダンスパートなど他のバンドでは見られない“引かせポイント”もあり、今後の彼らの活動の方向を示したようなライヴでした。そんな魅力詰まったEPも是非チェックしてみてはいかがでしょうか。

※「【連載】digる男。」は毎週月曜日更新予定です。

ヨコザワカイト(よこざわ・かいと)
1997年生まれ、千葉県出身。大学では社会学を専攻している。株式会社SWで学生インターンをしながら就職活動中、そして迷走中。ガガガSPが大好き。

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