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ATFIELD青木勉とSW西澤裕郎によるPodcast「自粛のススメ!」Episode01 書き起こしその3 青木P生誕祭「ポンコツの日」開催!

StoryWriter

ドキドキとロックだけを発信する音楽フェス「BAYCAMP」の主催者で、銀杏BOYZや神聖かまってちゃん、キュウソネコカミなど数多くのミュージシャンのライヴ制作を行う株式会社ATFIELD代表の青木勉と、ストリートを愛するWebカルチャーマガジン「StoryWriter」を運営する株式会社SW代表の西澤裕郎が、音楽を支える裏方の立場からリアルな音楽話をしていくPodcast番組「自粛のススメ!」が、2020年4月よりDIYにてスタート。

コロナウィルスの感染防止による自粛要請のため、ライヴハウスが休業を余儀なくされたり、軒並みイベントが中止・延期されたりする中、音楽関係者たちはどのような生活を送っているのか? そして、こうした事態にどのように対応していけばいいのか? 台本や答えはないけれど、対話を通してそのヒントを探っていければという番組になっています。

本ページでは、番組内容の一部を書き起こししてお届けします。気になった方はぜひPODCASTで全部聴いてみてください。メッセージなども募集中です!

Episode01 書き起こしその3

青木 : エイティフィールドは今年20周年なわけですよ。いろいろやろうと話をしていたんだけど、コロナによって全滅(苦笑)。もちろん〈BAYCAMP〉とか〈SLOW DAYS〉はあるし、それ以外にも希望はあるんですけど、なによりも最重要な「ポンコツの日」のイベントが……。

西澤 : 最重要だったんですね(笑)!!

青木 : 生誕祭ですから! 6月3日は、P青木の生誕祭という恒例行事(笑)。どこまでの人が楽しみにしているかと言うと怪しいところはあるんですけど、新人の登竜門にもなりつつあって。最近は毎年、O-Eastでやっているんですよ。

西澤 : 去年、青木さんの似顔絵イラストのTシャツをスタッフの方が一生懸命売っていましたからね(笑)。

青木 : そう、全然売れなくて(笑)。

西澤 : 僕買いましたよ(笑)。

青木 : そのTシャツの通販も始めています。ぜひ買ってもらえたらと。それよりも、6月3日の生誕祭=ポンコツの日ですよね。実は今、ZAIKOさんと相談して配信をやることに決まったんですよ。内容はこれから考えるんですけど、できればライヴはしたい。上手くいけばスタジオライヴぐらいはできるかもしれない。例えば2箇所のスタジオを使って交互にライヴをやるとか。あと、今までアーティストからのお祝いコメントをもらっていたじゃないですか?

西澤 : 豪華なゲストのお祝いの言葉が会場のスクリーンで流れていましたよね。

青木 : そうそう、意外な豪華な人が送ってくれたりする。あれもやったらおもしろいんじゃないかなって。ステイホーム的な発想で言うと、バンドでの演奏はちょっと難しいんだけど、コメントなり弾き語りを生配信できたらいいなって。6月3日なので、ギリギリやれるかやれないか分からないタイミングなんですけど、やらないってことはないと思うので。そこで何かやりたいなって思っています。

西澤 : 青木さんの結婚企画も、やりたいですよね。

青木 : そうね、同時進行で。お見合い相手募集する(笑)?

西澤 : もうお見合い写真は撮ってありますからね(笑)。

青木 : とりあえず、それは公開しましょうか。

西澤 : そうですね、公開しちゃいましょう! せっかくだから本当のお見合い写真のように製本もしたいですね。パカって開くやつ(笑)。

青木 : いいですね(笑)。真面目バージョンと推しバージョンと、2パターン出しますか。めっちゃいいですね。

P青木 お見合い写真 推しバージョン

西澤 : 自画自賛(笑)。そういえば、先日〈BAYCAMP KOBE 2020〉の開催希望宣言のプレスを各媒体に送っていましたよね(笑)。うちでもニュース出しさせてもらいましたけど。

青木 : そうなんですよ。タイトルと〈BAYCAMP KOBE 2020〜HOPE〜〉にしちゃったからね(笑)。チケットも受付中なので。

西澤 : チケット受付って書いてあったから、箱はちゃんと押さえて、やるつもりではいるんだなっていうことはわかりましたけど、前代未聞の発表の仕方でしたね(笑)。

青木 : その言い方以外、ちょっと現実的じゃなくて。やりたいんだよ! ってことを伝えたかったんです。最悪、もしできなかったら払い戻しするじゃないですか。実際問題、いまはチケットを売るとか、アーティスト発表をするとかが苦しくなってくるんですよね。

西澤 : ちなみに、チケット払い戻しの際、エイティフィールドは損するんですか?

青木 : うーん、ものによりますね。払い戻し手数料とプレイガイド手数料が取られるからね。言い方は悪いけど、プレイガイドはもともとのリスクはないから儲かるんですよ。逆に、我々は損しかないですよ。アーティストももちろんそう。下手したら会場費のキャンセル料金もかかっちゃうので。延期のときは半額とか、中止は全額とか、何百万ってかかるわけですよ。イベントをすることが博打みたいになってしまった。コロナが流行り始めた最初の頃、イベントを始めた高校生、大学生のような個人イベンターのイベントが中止になっちゃって、キャンセル料を何十万円払わされていたんだよね。今は延期してライヴやるなら大丈夫って話になったりしているけど、最初の頃は本当にキツかったよね。

西澤 : そこで借金を背負ってしまったら、今後イベントをやろうと思えないですよね。みんなが苦しい状況だったとはいえ。

青木 : いまは延期することも夢、みたいな状況になっちゃっていてさて。ほんと数ヶ月前とかが懐かしいよね……。

続きはPODCASTにて


自粛のススメ!
https://anchor.fm/zishukunosusume

お便り・メッセージはこちら
zishukunosusume@gmail.com

Eposode01 書き起こしその1はこちら
Eposode01 書き起こしその2はこちら

■PROFILE

ATFIELD inc.

ATFIELD inc.は、1999年1月より、日本のロックエージェントとしてスタート!
ライブ制作・ツアーブッキング・プロモーター・イベント企画・運営、レーベル運営など、これまで数多くの日本のロックシーンのカウンター的アーティストを担当する。
有限会社ロックエージェントジャパンを経て、2013年に新たに株式会社エイティーフィールドとして再始動。
http://www.atfield.net/

ATFIELD通販サイト
https://atfield.shop/

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