【現地レポート】WACK合宿オーデ4日目②BiSチャントモンキーがp米5kgを手に早朝マラソン1位獲得＆脱落者コメントPART2

6時30分 早朝マラソン、朝食

朝6時30分から早朝マラソンが行われた。WACK所属メンバーが来てから初めてのマラソンとなる。

渡辺淳之介による合図により一斉にスタートを切ったメンバーと候補生たち。昨日と同じく、折り返し地点には上位ランナーに課題が用意されていた。連日1位で米5kgを持って走っていたハルナスペースは前日脱落してしまったため、BiSのチャントモンキーが米を持って復路を走り、そのまま1位を獲得した。

その後、朝食の時間を挟み、12時30分より行われるパフォーマンス審査に向けて、6組のグループは練習に勤しんだ。

以下に、この日脱落した7名のうちPART2として、愛、リコチ・F、ウンコグミカンパニー、3名のインタヴューコメントを掲載する。

ウンコグミカンパニー

後悔はないんですけど、渡辺さんに「もうちょっと観たかったんだよなあ」と言われて、悔しい気持ちはありますね。自分が元から愛想があまりよくなくて、人にニコニコ笑ったりとかすることがすごく苦手で。いつもの自分、ありのまますぎても良くないし、普段自分がやってることとは全然違うことなので、そこはよく考えないといけないなと思いました。この合宿を通して学んだことがあるとしたら協調性ですね。これまでずっと1人で独立してやっていたので、人と協力して教え合ったりする機会が全くなかったんです。私が落ちた時渡辺さんに「世界が違かった」って言ったら、「世界が違うとかじゃなくて、自分がその世界に入り込もうとしなかった自分が悪いって気づいた方がいいよ」って言われて。あ、たしかにと思いました。みんな人生かけて、アイドルになりたいなりたいって来ていると思うんですね。私は音楽活動をずっとやっていた人間で、コロナ期間ですごい仕事が減ってやることもなくなっちゃって。その時にオーディションに受かったので嬉しくて参加したんですけど、ここにいる自分が自分じゃなさすぎて、逆に違和感があった。この3日間、ここで生活をして、時が止まってるというか、更新されてない感じがすごい自分の中であって。寝付けないし、常に人に観られてる気がするし。それはどこの業界も同じだと思うんですけど、新しいことってこれだけ難しいんだなと実感しました。やっぱり、全然バンドとアイドルはベクトルが全然違うんだなって。でもマラソンとかダンスとかも休みがなくて、スタミナとかメンタル面が鍛え上げられた気がしますね。心折れて、帰りたと思うこともなくなったし、マラソンも意地でも上位に入ろうって思えるようになった。メンタルは磨けた気がします。またオーディションがあっても今は受けようとは思わないですね。今は自分が本当にやりたいことが分かった気がしているので。またやりたいと思ったらもちろん受けてみたいんですけど、それまではやりたいことを優先してみようかなと思います。

リコチ・F

悔しいけど、自分の弱み、ダメな部分がすごく見えました。渡辺さんと最後にお話をして、まだ次があると思えたし、前向きな気持ちです。合宿の対策やダンスのフォーメーション、マラソンとか一生懸命練習してきたんですけどメンタル面がまた鍛えられてなくて。それを隠しきれない部分があったので、周りの人に気を遣わせちゃったのかなって。もっと強く自分を持てたら違ったかなっていう後悔があります。この合宿を通して、演者は自分が思っている以上に何倍も楽しまなきゃ全然伝わらないことを学びました。初日は比較的、完成度が高いものを初日でお披露目できたんですけど「楽しさが伝わってこない」って言われて。「楽しんだけどな」ってその時は思っていたんですけど、今日愛さんのチームに入って「STUPiD」をやった時にほんっとうに楽しくて。素で笑顔が出てくるというか。練習の段階からすごく楽しかった。間奏の部分は失敗しちゃったりしたんですけど、今思い返してもすごく楽しいライヴだった。ライヴが楽しいってこういうことかって実感しました。全然まだまだだと思うんですけど、はしっこくらいは掴めたというか。こういう楽しさをもっと極めていきたいなってすごく思ったんです。またオーディションがあるとしたら、絶対受けます。私は〈WACKちん〉もやっていて、渡辺さんにすごく見てもらえた年だったので、こんなに見てもらって落ちたら本当にいらないと思われたんだと思って諦めようと思ってたんです。みんながマラソンを走ってる時間に渡辺さんと挨拶をする機会をいただいた時に「また受けてもいいですか？」って聞いたら「もちろん来いよ」って言ってくださって。ああ、渡辺さんのことがほんっとうに好きだなと思ったんです。愛さんとの「STUPiD」もすごく楽しかったし、こんな楽しいことをしていきたいなって、この合宿に来てあらためて思いました。チャンスがあったら、まだまだ頑張れるから、絶対に受けたいなって思います。ライヴとかMVとかを観て前向きな妄想ばかりしてるんですよ。私もこんなふうに撮られたいなとか、この衣装着て一緒に並んでライヴしてとか、すごくいっぱい頭の中に妄想が流れてきて。楽しい妄想ばかりじゃないけど、今まで思ってきたことを現実にしていけたらなと思います。

愛

めっちゃ悔しいです……。悔しいけど、確実に次に繋げられる行動をすぐとっていかないとと思います。合宿に来る前は、自分がどこまでできるのか全然想像が持てなくて、それで怖いなと思っていた部分もあったんです。いざ練習が始まって候補生の子からオーディションに対する必死な気持ちを行動ですごい見せてもらって。それに応えたい気持ちと、自分もやらなきゃいけない、しっかりしようという気持ちが生まれて怖さは消えました。候補生の子たちと関わってみて、話し合いの大切さを感じました。こっちが意見を言っちゃうと「分かりました！」となっちゃうことが多いので、話をしっかり聞いて、それに対して自分も話すことを深く考えてやらないとって。愛は焦って合宿の空気感に押しつぶされたら、パフォーマンスで本領発揮できないんじゃないかなと思って。楽しくできるようにと思って、ずっと楽しい気持ちを持って、笑顔で話しかけることをしていました。でも、昨日のグループは自分の中の焦りもみんなに伝わっちゃって。どんなにできなくても、楽しいとか、気持ちさえちょっと違えれば、最後楽しくできてたのかなと思うんです。そこまでできなかったのが、すごい悔しいです。〈PARADISESの素晴らしき未来〉のオーディションの時から、人の話を聞いて自分の意見を言うとか、自分の意見に対して話してもらって、そこから考えるコミュニケーションが全然足りてないんだと感じていて。感じてたのにこの合宿でこういう結果になってしまったので。コミュニケーションをしっかり取ることを、これからは絶対していかないといけないなと思いました。それはWAggのメンバーに対してもそうで、普段からできていかったから、こういう場に来て粗が目立ってきちゃったんだろうなって。普段はWAggのメンバーに支えてもらいすぎていて、自分で改善することができないまま、この合宿に来てしまった。しっかり話すっていうのは大切だなって改めて実感しました。WAggは研究生で、「この合宿だけがチャンスじゃない」とに渡辺さんも言ってくださっているんですけど、ここで挽回できなかった。WAggの活動で、合宿行ってからどんどん目に見えてどんどん変化していけるように確実にしたいと思ってます。ここでへこたれずに、また帰ってしっかりやることをやります。合宿は、今までのWAggの活動期間でも最終審査みたいな感じだと思うんです。足りなかったものが多くて、ここでダメだったので。それをどんどん補っていけるような、もっとしっかり頑張っていこうと思っています。

取材＆文：西澤裕郎
写真：外林健太

■ ニコニコ生放送「【前半】全て見せます！WACKオーディション合宿2021完全密着 6泊7日の死闘」
配信日時：2021年3月21日（日）～
配信URL：https://live2.nicovideo.jp/watch/lv330779980

■ ニコニコ生放送「【前半】全て見せます！WACKオーディション合宿2021完全密着 6泊7日の死闘」
配信日時：2021年3月27日（土）～
配信URL：https://live2.nicovideo.jp/watch/lv330779981