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現代の宮沢賢治!? 40代バツイチ独身作家のキャバクラ文学、アセロラ4000『嬢と私』発売

StoryWriter

40代バツイチ独身新人作家・アセロラ4000による初の書籍『嬢と私』が、2021年12月3日にSWより出版される。

『嬢と私』は、ストリートを愛するカルチャーマガジン「StoryWriter」で2018年から連載されていた小説を大幅に加筆修正した“キャバクラ文学”。

コールセンターで働くバツイチ独身・40代半ばの派遣社員アセロラ4000は、ひょんなことから足を踏み入れた小田急線沿いのキャバクラで、1人の嬢・マリナと運命的な出会いを果たす。過去のトラウマからキャバクラに複雑な感情を抱いていたアセロラだが、マリナとの時間を過ごすうちに心を開きはじめる。昼ごはんを我慢してまでお金を貯め、キャバクラに通い親交を深めていくアセロラ。時は過ぎ、やがて価値観の違いや現実とのギャップに翻弄されていく……。

愛、仕事、仲間、そして夢。キャバクラを舞台に中年男性の⻘春をユーモラスな文章で哀愁たっぷりに描く。昭和〜平成の文化オマージュてんこ盛りのキャバクラ文学。

本作の表紙イラストは、マンガ家で漆職人の堀道広による描き下ろし。ブックデザインは渋井史生が手がけている。また、帯コメントは連載開始時からアセロラの文体を支持しているカンパニー松尾によるものとなっている。

12月3日の発売に先駆け、11月23日に東京流通センター第一展示場で開催される「第三十三回文学フリマ東京」での先行発売も決定。いち早く同書をゲットしに足を運んでみてはいかがだろう。


■カンパニー松尾 推薦文
キャバ道という道なき道をゆく
アセロラ4000は現代の宮沢賢治だ!
(たぶん違う)


■書籍情報
著者名:アセロラ4000
書名:『嬢と私』
発行元:株式会社SW
ISBN:978-4-909877-06-2
本体:1,500円+税
四六判変形 224ページ
発売:日販アイ・ピー・エス

■イベント情報
〈第三十三回文学フリマ東京〉
2021年11月23日(火祝)
時間:12:00〜17:00
入場料:無料
会場:東京流通センター 第一展示場
(東京モノレール「流通センター駅」徒歩1分他)
HP:https://bunfree.net/event/tokyo33/

アセロラ4000(あせろらよんせん)プロフィール
月に一度のキャバクラ通いを糧に日々を送る派遣社員。嬢とのLINE、同伴についてTwitterに綴ることを無上の喜びとしている。バツイチ独身。

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