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【GANG PARADE 短期集中連載 Vol.6】月ノウサギ編「自分を通してキャンパレを好きになってもらえたら嬉しい」

StoryWriter

「みんなの遊び場」をコンセプトに活動するWACK所属の13人組アイドル・グループGANG PARADE(以下、ギャンパレ)の1人1人のパーソナルに迫る短期集中連載がスタート。毎回1人ずつ、どんなファッションを好み、どんな音楽や漫画やゲームなどに影響を受けてきたのか、ギャンパレでの歌詞や振り付けについてなど、これまでの単独インタビューとは違った切り口からメンバーに迫る。

第6回は、2018年にGANG PARADEに加入した月ノウサギ。グループ分裂後のPARADISES時代、WAggへレンタル移籍をし指導係として後輩を育てるなど、グループの先導役としての役割も果たしてきた彼女のパーソナルな部分に迫った。

取材&文:西澤裕郎
写真:まくらあさみ


失恋して髪の毛切る女の子の気持ちがめちゃくちゃわかりました(笑)

──StoryWriterではいつも私服で撮影させてもらっているので、普段の洋服選びのポイントだったりどんなものが好きかという部分を聞かせてもらえますか?

1回髪の毛をめちゃくちゃ短くしたときにスカートが似合わなくなっちゃって。そこからパンツスタイルでズボンばかり履いていたんですけど、最近髪を伸ばしているのでスカートとかワンピースとかちょっとかわいい系に挑戦しようと思っていて。今日はちょっと大人っぽい感じで撮影していただきました。

──いまは髪の毛を伸ばしている最中なんですね。

伸ばしてます。本当はショートとかボブとか髪の短い子がすっごく好きで。自分もボブの方がいいなと思うんですけど、メンバーみんなから絶対ロングの方がいいって言われるので、それなら伸ばすかって伸ばしてます(笑)。私自身、ロングの方がいいっていう意見は理解はしているんですけど、共感はしていないというか(笑)。

──あははは。WACK合宿オーディションを受けたときは髪の毛が長かったですよね?

そうですね。ギャンパレ時代もめっちゃ長かったんですけど、PARADISESがスタートするときにバッサリ切ったんです。

──バッサリ切った理由はなんだったんでしょう?

外見から何かを変えたくて。PARADISESが始まる前、渡辺(淳之介/WACK代表)さんに「前髪をなくすか、いっそバッサリ切ってみたいんですよね」ってポロっと言ったら、「だったらショートにしたら?」って言っていただいて。そんなにすぐOKが出ると思っていなかったんですけど、それならショートにしちゃおっかなと思って、ずっと憧れていたショートカットにしました。

──ガラッと変えたかった理由はなんだったんでしょう。

当時ギャンパレからPARADISESに自分がなりきれてない感覚があって、思い悩んでいたんです。良くも悪くもギャンパレの未練を引きずりながらPARADISESに無理やりなろうとしちゃっていたというか。でも髪をバッサリ切って、PARADISESの月ノウサギという気持ちになれたんです。そのとき、失恋して髪の毛切る女の子の気持ちがめちゃくちゃわかりました(笑)。

──髪の色も明るくなりましたが、それも何か心境の変化があったんでしょうか。

色が落ちちゃって、それが意外と好評だったという偶然です(笑)。あと、茶髪の方が雰囲気やわらかくなるねって言っていただいたこともあって、PARADISESに合ってると思ったんです。黒髪がいいって言ってくださる方も結構いるんですけど、しばらく茶髪でいこうと思っています。

月に1回ぐらい今日は散財するぞ!って決めてお買い物をするんです

──いまギャンパレの活動が忙しいと思うんですけど、どれだけ忙しくてもチェックすることや欠かさずやっている趣味などあれば教えてもらえますか。

えー! 何でもいいんですか?

──何でも大丈夫です!

化粧品を買うことと、寝る前にASMRを絶対に見ますね。

──ASMRって、何か食べる音だったり、耳元でささやく音だったりが臨場感もって伝わってくる視聴コンテンツですよね。

そうです! 私、5年ぐらい前からずっと好きで、イヤホンをして聞いて寝ますね。それは習慣化していて。ずっと音フェチで調べています。

──いまはどんな種類のものを聴いているんでしょう。

結構いろいろ見るんですけど、最近流行ってるのは、1分間で10個とかいろんな音を出す動画で、1分間で収まるASMRにはまってます。私めちゃくちゃ飽き性で、ずっと同じ音とか動画が見れなくて。それで、1分間でパパって切り替わる動画にはまっているんです。

──その中でも特に好きな音とかはありますか?

物を叩く音とかささやく声とか。めっちゃ好きなのは自然の音です。水が流れる音とか、ろうそくの火の音とか。めちゃくちゃいいマイクだと火の音がしっかり聞こえるんです。そういうのでリラックスして、眠くなってきたなと思ったら、動画を切って寝ます。

──例えばイケメンボイスで何か甘い言葉をとかそういう音声は聞かない?

それは苦手なんですよ。逆に気が散っちゃうというか。ナルハが山田なるとしての仕事でASMRの仕事をしていたときがあるんですけど、ナルハはASMRがめっちゃうまいです(笑)。

──上手い下手があるんですね!?

あるんですよ! ……大丈夫ですか? こんな話で(笑)。

──むしろそういう話を聞かせてください(笑)。僕は結構みちゃうんですけど、おじさんが咀嚼する音声とかもありますよね。

逆に見れますよね。あ、もう1個ありましたハマってるやつ。トラックの荷台に家を作って、いろんなところを旅する方のYouTubeがめっちゃ好きで。川のほとりとかに泊まってご飯を作って食べるみたいな動画を見て、めちゃくちゃ癒されますね。

──他のメンバーは音楽とかアニメとか多いんですけど、月ノさんは独特ですね(笑)。

アニメとか漫画とかも好きなんですけど、最近癒しを求めてるからかもしれないですね。

──化粧品は結構買いにいったりするんですか?

月に1回ぐらい、今日は散財するぞ!って決めて、安いとこからデパコスみたいな高いところまでバーっと巡ってお買い物をするんです。それこそ昨日も結構散財しました(笑)。いま13人いるので、メンバーのコスメを借りることも多いんですよ。めっちゃかわいいみたいなのをチェックして、ばーって買うんです。それを試す時間がめちゃくちゃ好きですね。

──化粧品はいっぱい種類があるから買い物も楽しそうですね。

質感も違いますし、ラメとかもいろんな種類あるんですよ。だから試すのが楽しいですね。あと衣装に合わせて、合うメイク探したりするのも楽しいです。

一番好きな原点の漫画は『HUNTER×HUNTER』

──影響を受けたカルチャーについてもお伺いしたいなと思うんですが、どんなものが好きだったか教えていただけますか。

中学校の頃はアニメが好きでした。弟が2人いることもあって、少女漫画というよりは家に少年漫画が多くあったので、みんなで読んでいました。

──例えばどんな作品が好きだったんでしょう。

私の一番好きな原点の漫画は『HUNTER×HUNTER』です。最初に見てはまって、弟が誕生日に親にお願いして全巻買ってもらって、みんなで回し読みをするようになって。本当に原点ですし、最近は漫画は休載していたんですけど、同じジャンプ漫画の「僕とロボコ」でめちゃくちゃパロディーが入ってるので、そこでハンター成分を補充してます(笑)。あとは『HUNTER×HUNTER』の作者の方が最近Twitterをはじめられたので、毎回いいねしてます。

──『HUNTER×HUNTER』のどういう部分に惹きつけられたんでしょう?

とにかく話がワクワクするんですよね。結構グロテスクな描写も多いんですけど、物語に心くすぐられる場面が多くて。あと、キルアってキャラが好きなんです。キャラがめっちゃいいですね。

──音楽で、自分に影響を与えているなと思うものはありますか?

高校の頃にビジュアル系バンドが好きだった友達がいて、よくライブに一緒に行ったりしていましたね。そのとき見に行っていたライブハウスに今、ギャンパレとして出ることがあって、そういうとき懐かしいなって思います。

──ビジュアル系の方のライブだと、バンギャの人たちの熱狂ってすごいですよね。月ノさんもその中でライブを見ていた時期があったんですね。

バンギャって、本当にすごいんですよ。今思うとおかしな話だなと思うんですけど、柵のあるカラオケにヘドバンしに行こうって、私もバンギャの友達とめちゃくちゃヘドバンとかしてましたね(笑)。

──月ノさんもヘドバンをしていた?

めっちゃしてました(笑)。私は、ビジュアル系バンドの異様なまでの一体感がめっちゃ好きで。それこそモッシュでもみくちゃになったりするのも楽しくて行っていたんです。その影響もあって、私はお客さんも一緒に楽しめるライブが好きで。ギャンパレに入ったときに、お客さんを見て、私がやりたかったライブはこれだ!みたいな気持ちにもなりました。ギャンパレに入るまで映像しかライブを見たことがなかったので、お客さんで1回ギャンパレを見たかったなとめっちゃ思いました。

──他にどんな音楽を聞いていたんでしょう?

それこそBiSHを知ったときは衝撃的で、こんな素敵なグループがいるんだと思って。あと原点で言うなら、父がL’Arc~en~Cielさんが好きで私の幼少期から車で流したんですね。なので、曲名は分からないけれど曲は全部知っているみたいな感じで。それもあって、ロック調というかバンドサウンドは聞き馴染みある音楽なんです。あと、趣味程度ですけど、父が家でギターを弾いていたりもしたので、根っこはそういうところなのかなって思いますね。

──なにか楽器とかをやっていたりはしましたか?

中学校の頃に吹奏楽部に入っていたんですけど、音楽を少しだけでも本気でやってた時期があったのはよかったなってめっちゃ思います。

──ちなみに吹奏楽のときは何の楽器を担当されていたんでしょう。

バスクラリネットっていうクラリネットのちょっと大きい低音楽器をやってましたね。今も買おうかいつも迷ってやめちゃうんです。吹ける場所ないしなみたいな。

──プレーヤーとして楽器をやりたいと思う?

やりたいですね。やってみたい。

──月ノさんは好奇心が強いほうだと思います?

好奇心はあるんですけど、踏み出すまでにめっちゃ時間かかるんですよ。ハマると本当にハマりつくしちゃうタイプなので。それが自分でわかってるからハマりきれないというか。一度足を踏み入れたら抜け出せないと思ってストッパーをかけちゃうんです。好奇心はあるのに踏み出せないのは勿体ないとこだなって自分でめっちゃ思います。

──たしかにWACK合宿オーディションのときの目の前のことへの集中度合いをみたら、全力投球するタイプだなってのはわかる気がします。

あの合宿も応募するまではめっちゃ悩んでたんですけど、渡辺さんから電話が来て行けますか?って言われて。もう行くしかない!って腹くくって臨んだんです。やろうと決めたらとことんやりますね。

「シグナル」はマイカと2人で振り付けを考えた自信作

──2022年元日のギャンパレ始動にあたって、月ノさんはノートにフォーメーションを考えてまとめてらっしゃいましたよね。フォーメーションを考えることは多い?

結構ありますね。去年1年間、私はグループの移動が多くて。WAggに行って、PARADISESに戻って、GO TO THE BEDSになってみたいな。同時に、メンバー編成が変わることも多かったのでフォーメーションを変えるのが常だったというか、1年間ずっと何かを変え続けていたのでやり慣れているんです。ギャンパレを再結成するってときに、私もやりたいと思っていまも結構やっています。

──手がけた曲の中でも、特にうまくハマったなという楽曲を挙げるとしたら?

そういう意味でいうと、13人体制の「Happy Lucky Kirakira Lucky」ができたとき、めっちゃワクワクしました。みんなで案を出して私がまとめるみたいな感じで作ったんですけど、13人の新しい形が見えてきたかもと思って。めっちゃ人をはけさせたり、新しいことをいろいろできた自信作ですね。13人になってからは、やりたい曲も多いんですよね。例えば、「Season Song」とかもすごくやりたいんです。

──「Season Song」は月ノさんの作詞曲ですよね。

はい。PARAISESに戻ったときに書いた曲です。あと、「シグナル」はマイカと2人で振り付けを考えたんですけど、13人一発目の曲で楽しいことできたらいいねっていろいろ盛り込んだ自信作ですね。でも最初はめっちゃ不安でした。これでいいのかな……? みたいな。それこそコロナ禍で、お客さんも一緒に盛り上がれるようにサビでは手を上げ続ける振り付けが主流だった中、この曲はそうじゃない方がギャンパレらしさが出るんじゃないかという話になって。サビの振りとかも細かくしたり構成も凝ってみたんです。お客さんにどう見えるんだろうという不安もあったんですけど、やればやるほど良かったなっていう新しい感覚の振り付けになりましたし、やればやるほど自信がついてくるものになりました。

 

──13人いるとフォーメーションを考えるのも、練習するのも大変そうですね。

フォーメーションを書いていると、よく1人書き忘れてるんです。「私いないんだけど!」って言われて、「え、ごめん!」みたいなのは、めっちゃあるあるですね(笑)。

──(笑)。13人いると確かに混乱しますよね。

でも、楽しいです!本当にやれることがありすぎて迷うというか、何でもできちゃうんですよね。

──ちなみに作詞に関しては、どういうプロセスで書かれているんでしょう。

私は言葉の引き出しが多い方じゃないので、採用していただいた曲は基本的に松隈さんの仮歌の歌詞をインスピレーションにして作ったものが多いですね。松隈さんの仮歌に入っているワードなどをベースに、自分がその時書きたい言葉とか情景を書いていった曲を基本的に採用していただいてます。それこそまるっと書き変えるメンバーも結構いるんですけど、それが私はできなくて。作詞をするたびにゼロから何かを作り出せる人ってすごいなってめっちゃ思います。

──改めて自分のこういう部分に注目してほしいって部分があれば教えてもらえますか?

私は常々自分を通してキャンパレを好きになってもらえたら嬉しいなとは思っていて。ギャンパレのライブってめっちゃ楽しいんですよ。勝手に楽しさが湧き上がるっていうか。自分を通してそれを思ってもらえたら嬉しいなと思っていますね。あと、ギャンパレに自分が活かせることって何だろうってよく考えるんです。歌とかダンスを頑張るのは当たり前なんですけど、例えばアイナさんみたいに歌でBiSHを引っ張ってくみたいな面で、私がギャンパレに持ってこれるものなんだろうって思ったときに、自分で言うのもなんなんですけど、ビジュアル担当になれるように日々奮闘しようと頑張っていて(照)。なので、そういう部分もぜひ見ていただけたら大変嬉しいです。

──月ノさんは自分自身に対してもストイックな印象があるので、ASMRや化粧品など癒されることをちゃんとされているのがわかって安心したインタビューでした。

これからも自分を磨いていきます! 月1回の化粧品を爆買いして頑張っていきたいと思っていますし、ビジュアル担当になれるよう頑張ります!

──……もうなっていると思いますよ。

すいません、言わせちゃった(笑)!


GANG PARADE 短期集中連載 一覧

Vol.1 ヤママチミキ編「1人ぐらいは自分のことを必要としてくれる人がいるんだよ、って伝えたい」
Vol.2 ユメノユア編「自分を救ってくれた、支えてくれたのは音楽だった」
Vol.3 キャン・GP・マイカ編「常に憧れられる存在でありたい」
Vol.4 テラシマユウカ編「不安定だからこそ面白い」
Vol.5 ココ・パーティン・ココ編「私の職業はアイドル、って言えてるのが本当に幸せ」


■リリース情報

GANG PARADEメジャー4thシングル『Priority』
2022年11月16日(水)リリース
価格:1,100円(tax in)
品番:WPCL-13427
収録内容:
1. Priority
2. MELT

購入リンク:https://GANGPARADE.lnk.to/4thSG

メジャー4thシングル「Priority」
9月19日(月)各配信サイトにて配信開始
https://gangparade.lnk.to/Priority

■ツアー情報

〈EVERYTHING MUST GO TOUR〉

2022年10月17日(月)@大阪 BIGCAT
開場/開演 17:30/18:30
お問い合わせ:サウンドクリエーター 06-6357-4400

2022年11月2日(水)@宮城 Rensa
開場/開演 17:30/18:30
お問い合わせ:G/I/P https://www.gip-web.co.jp/t/info

2022年11月10日(木)@東京 Zepp Haneda
開場/開演 17:30/18:30
お問い合わせ:KM MUSIC 045-201-9999

■イベント詳細

〈Even without BiSH, this is WACK〉
2022年11月23日(水祝)@千葉 幕張メッセイベントホール
時間:Open/Start 13:30/14:30
出演:ASP/BiS/ExWHYZ/GANG PARADE/豆柴の大群
[問] KM MUSIC 045-201-9999

料金:【通常チケット】全席指定 7,000円(税込)(入場時にドリンク代別途必要)

WACK 公式WEBサイト:https://www.wack.jp/

オフィシャルサイト:https://www.gangparade.com/

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