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新生NEO JAPONISMお披露目ライヴ──不安を乗り越えた圧巻のパフォーマンス

StoryWriter

ライヴ終了後のNEO JAPONISM(左より福田みゆ、辰巳さやか、瀬戸みるか、朝倉あい、滝沢ひなの)

NEO JAPONISM(以下、ネオジャポ)が、〈新生NEO JAPONISMお披露目東阪ツアー”NEO RESTART”〉を大阪と東京の2カ所にて開催した。

「NEO SOUND, NEO CULTURE」を掲げ、誰が聴いても観ても踊っても楽しめるパフォーマンスを目指し、キャッチーなサウンドと真似しやすい振り付けで人気を博したNEO JAPONISM。”闘う”をコンセプトにメンバーを一新し、2019年10月25日にTwitterで活動再開を発表。12月14日の大阪 MUSEでの公演ではワンマンライヴ、12月16日の東京TSUTAYA O-EAST公演では対バン形式で、新体制のお披露目記念公演を行なった。本記事では、12月16日の東京公演のレポートをお送りする。

取材・文:エビナコウヘイ
写真:真島洸


20時を少し回った頃、暗転した会場に定番のSEが鳴り響き、ステージ上のNEO JAPONISMの新シンボルのドロップがレーザーの光でなぞられ、「ネオ、スタート」のアナウンスと共に大きな歓声が会場に鳴り響き、メンバーが登場した。滝沢ひなが「どうもはじめまして! 新生NEO JAPONISMです! EASTブチアゲに来ました!
最後まで盛り上がっていきましょう! 最後まで楽しんでいきましょう!」と煽り盛り上げると、1曲目は旧体制から定番の人気曲「Carry On」からスタート。サビの「キャリーオン!」のフレーズに合わせて全員が飛び跳ね、会場も大盛り上がり。メンバーたちはお立ち台に上り、前のめりになりながらパフォーマンス。「まだ足りない」と言わんばかりにメンバーたちが観客を煽っていくと、会場のコールの声も大きくなっていく。”闘う”という言葉の下に集められたメンバーたちの闘志が剥き出しとなった様子が伝わってくる。

続いて、サビのポップなジャンプで一緒に踊って楽しめる「ジャンピンポ!!!!!」、新体制で最初に発表された楽曲「again」を披露。攻撃性の高いサウンドで、高音が続くフレーズを振り絞って歌うメンバーの姿が印象的であった。その勢いのまま、新曲「fight for the right」へ。歌に加え、ダンスの力強さも垣間見え、その迫力に目を奪われた。サビのフレーズに合わせて観客たちが叫ぶキャッチーさも備えたキラーチューンに一層会場は盛り上がった。

ここでMCへ。

滝沢ひなの:ネオジャポニズムを自分の歌と煽りで盛り上げていけたらいいなと思うのでよろしくお願いします! 今日は最後まで楽しんでいきましょう!

朝倉あい:皆さん今日は来てくれてありがとうございます! ネオジャポをもっと大きなグループにするように頑張るので、応援よろしくお願いします!

瀬戸みるか:今日は来てくれてありがとうございます! もっとネオジャポが有名になれるように頑張るので応援よろしくお願いします!

福田みゆ:本日は来てくださりありがとうございます。一度は諦めていたアイドルですが、こうしてまたステージに立てることがものすごく嬉しいです。皆さん、ネオジャポニズム始まっていくのでついてきてくれたら嬉しいです! よろしくお願いします!

辰巳さやか:本日はご来場いただきありがとうございます! 前体制の5人が築いてきたものを受け継ぎながら、私たちがより良いエンタメをお届けしていこうと思います! これからこの5人で頑張っていくので応援よろしくお願いします!

各メンバーが一言ずつ、まっすぐ前を向いて新体制でのスタートについて意気込みを語り、深々と礼をすると、それに敬意を表するように会場から温かな拍手が贈られた。

その後は、BiSの楽曲「nerve」の海老反りを模した「幻惑のカタルシス」、女性らしいしなやかな動きが印象的な人気曲「ユルゆらオヤシロガール」、それまでのロックな雰囲気とは異なる王道アイドルのキュートな楽曲「ワールドエンドスターリーナイト」と畳み掛けて行く。最後は新体制での新曲「sky」を披露、前体制のNEO JAPONISMと新体制NEO JAPONISMの架け橋となり、これからの決意を感じる歌詞の世界観で感動的なラストを飾った。

最後に辰巳さやかが、「皆さんが応援していて良かったと思えるグループになるように、チーム一丸となって頑張ります。よろしくお願いします!」と改めて決意を伝え、お披露目東阪ツアーは幕を下ろした。

新たなスタートを切った幸福感と、これからもファンを楽しませてくれるであろう彼女らへの期待を込めた拍手が惜しみなく鳴り続けた。

StoryWriterでのインタビューでは不安な気持ちを露わにしていた彼女らだが、当日の堂々としたメンバーのパフォーマンスに筆者は圧巻された。ライヴ後には、旧体制の時期からのファンも新たなファンも満足している表情で会場に残っていた。これからの活動に期待を感じずにはいられないライヴであった。

NEO JAPONISMのインタビューはこちら
・Vol.0 プロデューサー加藤颯が語るネオジャポの理念と目標
・Vol.1 福田みゆインタビュー「やりたいと時にやらないと絶対後悔するなと思った
・Vol.2 辰巳さやかインタビュー「ネオジャポが私の生き様だと思ってもらいたい」
・Vol.3 朝倉あいインタビュー「新しい自分を見せたくて頑張っている」
・Vol.4 滝沢ひなの「自分の声を活かせたらいいなと思える場所がここかもしれない」
・Vol.5 瀬戸みるかインタビュー「一生お客さんの頭に焼き付けたい」


■ライヴ情報

NEO JAPONISM
〈新生NEO JAPONISMお披露目東阪ツアー”NEO RESTART”〉

2019年12月16日(月)東京TSUTAYA O-EAST
出演者:NEO JAPONISM / WILL-O’ / SOL / Devil ANTHEM. / ナナランド / 真っ白なキャンバス

=NEO JAPONISMセットリスト=
1. Carry ON
2. ジャンピンポ!!!!!
3. again
4. fight for the right
5. 幻惑のカタルシス
6. ゆるゆらオヤシロガール
7. ワールドエンドスターリーナイト
8. sky

=Twitterアカウント=
NEO JAPONISM(@NEOJAPONISMinfo
滝沢ひなの(@NEOJAPO_hinano
辰巳さやか(@NEOJAPO_sayaka
瀬戸みるか(@NEOJAPO_miruka
朝倉あい(@NEOJAPO_ai
福田みゆ(@NEOJAPO_miyu

NEO JAPONISM 公式サイト:https://www.neojaponism.tokyo

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