【連載】テラシマユウカ「それでも映画は、素晴らしい。」Vol.10『トイ・ストーリー3』

「世界でいちばん悲しいオーディション」

私が所属する事務所、WACKのオーディション合宿の模様がドキュメンタリー映画として公開されています!

 

人生を変えたかったり、
アイドルになりたかったり、、

24人の候補者の女の子達が、合格を勝ち取るため夢に向かって限界まで追い込まれながら戦う姿。

夢を見るには、避けてきた自分と向き合わないといけないという事がひしひしと伝わってきます。

私は完全に客観的には観れませんが、今の社会で生きていくにあたっても重要なポイントになり得る映画でした。

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さて、今週はT-Palette Recordsの古木智志さんオススメの映画をご紹介します!

Vol.10『トイ・ストーリー3』

 

第1作目から10年後。アンディ・デイビスは17歳になっており、大学に進学を控えていた。大学の寮へ引っ越すのに際して、長年のお気に入りだったウッディだけをそこに持っていき、バズ・ライトイヤーやジェシーをはじめとする他のおもちゃたちは全て屋根裏部屋にしまうことを決めた。ところが、屋根裏部屋行きのおもちゃたちがデイビス夫人の手違いでゴミに出されるという事件が起こる。危ういところで難を逃れたおもちゃたちは、直前のアンディとデイビス夫人の会話で「ガラクタだ」と言われたことにショックを受け、完全に捨てられたと思い込み、地元の託児所へ寄付されるおもちゃたちの段ボールに入り込む。

託児所「サニーサイド保育園」に到着した彼らはそこのおもちゃたちに歓待を受け、優しい性格のクマのぬいぐるみロッツォ・ハグベアから、ここがいかに素晴らしい場所かを聞かされ、留まることを決意する。仲間を説得するために同行していたウッディは、彼らの決心が堅いことを知り、失望して1人でサニーサイドを去っていく。しかし、外へ出たところでサニーサイドから帰宅する途中だった4歳の少女ボニー・アンダーソンに拾われ、ウッディは彼女の家へ。ボニーに遊んでもらったウッディは、久々にその喜びを味わうのであった。

一方、新入りのバズとジェシーたちに割り当てられたのは、おもちゃを乱暴に扱う年少の子供たちが集う「イモムシ組」の部屋だった。あまりにひどい扱いに耐え兼ね、バズはロッツォに対し「チョウチョ組」の部屋へ移動させてくれるよう要求する。だが、ロッツォの優しい態度は表向きで、実はこの施設のおもちゃたちはロッツォの恐怖による支配下にあり、新入りのほとんどはイモムシ組の部屋で数日の間に破壊され、ゴミとして捨てられる運命にあるのだった。ロッツォはアンディの家へ帰ろうとするジェシーたちを柵の中に閉じ込め、捕らえたバズのリセットボタンを押して支配下に置き、看守として彼らを見張らせる。

ボニーの家のおもちゃたちから、サニーサイドが強い人間不信を抱えるロッツォによっておもちゃの牢獄と化していることを聞いたウッディは、仲間を救うために施設へ帰る。ジェシーたちと再会したウッディは、仲間たちと共にサニーサイドからの脱走作戦を計画し、その日の夜に実行する。途中、バズを元に戻そうとして誤ってスペイン語モードにしてしまうというハプニングがありながらも、彼を連れ戻して唯一の逃げ道であるダスト・シュートに来たウッディたちだが、あと一歩のところでロッツォに見つかってしまう。さらに、ウッディたち、そしてロッツォは誤ってゴミ回集車に乗せられてしまい、ゴミ処理場に向かう羽目になる。移動中、衝撃によりバズが元に戻るも、彼らはゴミ処理場に辿り着く。そこでウッディたちは身動きが取れず困っていたロッツォを助けるも、彼の裏切りの所為で焼却炉の中に落ち絶体絶命の事態に陥ってしまう。だが、逸れていた仲間たちによって助けられ、何とか生還する。一方、ロッツォは人間に捕まり、回収車に結び付けられる。

ウッディたちは、ゴミ回集車に乗って無事アンディの家へと帰還し、ウッディは大学行きの段ボールに、バズやジェシーたちは屋根裏部屋行きの段ボールに入る。だが、ウッディは仲間たちと共にボニーの持ち物になることが一番の方法だと考え、ボニーの家の住所を書いた付箋を屋根裏部屋行きの段ボールに貼り付けると、自分もその中に入る。付箋を見たアンディは決意しボニーの家を訪ね、彼女に自分の宝物であるおもちゃたちを一つ一つ紹介しながら譲ると、ボニーと共に久々におもちゃたちと遊ぶ。そして、おもちゃたちに感謝と別れを告げたアンディは、大学を目指して車を進める。遠ざかるアンディの車を眺めながら、ウッディも彼に別れを告げた。

ピクサーならではの、オモチャ箱をひっくり返した様に心踊る世界観はシリーズ3作目にしても相変わらず健在です。

子どもが成長するにつれ、おもちゃは遊ばれなくなる。人間は古いものを捨てて新しいものに移り行くサイクル。そのサイクルによって存在を忘れ去られていくおもちゃの悲しみから物語は始まります。

おもちゃ側が、子どもに遊ばれる事を待ち望んでいるというそもそもの設定が純粋に良いなと思いました。

クマのぬいぐるみロッツォや他の悪役達は、悪いやつらなのに見た目は愛くるしい。おもちゃ達が織りなすストーリーは切なく、時には残酷でありながらも、その外見からかキャッチーでクスッときてしまいます。

保育園からの脱走シーンは、思った以上にしっかりした脱出劇で見応えあり、めちゃくちゃに面白い。

そして、ピクサーはエンドロールでのちょっとしたアフターストーリーやNG集のような小ネタが詰め込まれているので最後まで存分に楽しませてくれます。

子どもでも、大人になった今でも変わらずにディズニーは心ときめかせてくれる存在であり続けるなと改めて思いました。

ディズニーシーのトイ・ストーリー・マニア、個人的に一番好きなアトラクションなので行きたくてウズウズしちゃいます…!

そして、今年の夏に公開が決定している『トイ・ストーリー4』が更に楽しみになりました!

 

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来週は、映画監督の岩淵弘樹さんにオススメして頂いた映画をご紹介します。

それでは、また来週!

※「それでも映画は、素晴らしい。」は毎週火曜日更新予定です。

【連載】Vol.1『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY』(推薦者:テラシマユウカ)
【連載】Vol.2『ライフ・アクアティック』(推薦者:渡辺淳之介)
【連載】Vol.3『そこのみにて光輝く』(推薦者:ココ・パーティン・ココ)
【連載】Vol.4『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(推薦者:沖悠央/SCRAMBLES )
【連載】Vol.5『ライフ・イズ・ビューティフル』(推薦者:GANG PARADE マネ 辻山)
【連載】Vol.6『ヘアスプレー』(推薦者:花柄ランタン ぷき)
【連載】Vol.7『はじまりへの旅』(推薦者:ランタン 村上真平)
【連載】Vol.8『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(推薦者:松隈ケンタ)
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テラシマユウカ


2014年に結成され、現在9人組として活動中のアイドル・グループGANG PARADEのメンバー。2016年に行われた新生BiSの合宿オーディションに参加し、BiS公式ライバル・グループSiSのメンバーとして活動を始めるが、お披露目ライヴ直後にまさかのグループが活動休止。2016年10月にGANG PARADEへ電撃加入し、多くを語らない性格ながら強い意志と美学を持ってグループになくてはならない存在に。映画好きが高じて、StoryWriterにてテラシマユウカの映画コラム「それでも映画は、素晴らしい。」の連載スタート。

テラシマユウカ Twitter

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