WAgg新メンバー”ナアユ”お披露目ライヴ「WAggと私が最強になるまでの日々を見ていってください」

WAggが本日5月26日（日）、ワンマンライヴ 〈WAggs〉の東京公演をTSUTAYA O-nestにて開催した。

先週5月19日の埼玉・浦和ナルシス公演でナルハワールドがグループを卒業し、GANG PARADEに移籍。本日の東京公演では、新メンバーのセントチヒロノイモウト（仮）ことナアユを加え、新衣装で新体制初のライヴを行なった。

BiSHの「BiSH -星が瞬く夜に-」でライヴはスタート。新衣装、新体制でのパフォーマンスに会場に爆発的な歓声が湧き上がる中、ナアユのソロパートではさらに大きな声が巻き起こった。マリン・バも「新生WAgg、始まるよー！」と会場を煽り、8人の息の合ったパフォーマンスを見せた。

続けてEMPiREの「EMPiRE is COMiNG」など3曲を勢いよく披露し、BiSの「ロミオの心臓」へ。5月23日に誕生日を迎えたア・アンズピアの生誕を祝って、会場がピンクのサイリウムでいっぱいになると、ア・アンズピアが涙を堪えて声が震えるという場面も。

MCパートで新メンバーのナアユの名前が発表されると、新米（WAggファンの呼称）は「ラーユ？ マーユ？」と一瞬困惑を見せる。ハナエモンスターが「渋谷O-nestにお越しの皆さん、ニコ生をご覧の皆さん、楽しんでますかー！ 皆さんお気づきかと思いますが、衣装が新しくなりました！ テーマは”モンスター”です。メンバーも衣装も一新したWAggの初めてのライヴ、目に焼き付けて帰ってください！」と語ると、会場からは歓声と拍手が起こった。

続いて、GANG PARADEの「Plastic 2 Mercy」やEMPiREの「Buttocks beat! beat!」など5曲を披露。30℃を超える真夏日の中、それを超える熱さと勢いのあるライヴパフォーマンスに会場も全力で応える。

そして、ナアユがWAgg加入後、初のMCを行なった。

ナアユ「初めまして！ 新メンバーとして加入したナアユです。私は、今日までの2ヶ月間で、今まで知らなかったこととか、できなかったことをたくさん手に入れました。まず、私は合宿の時に何回やっても「EMPiRE is COMiNG」が踊れなかったんですけど、今は踊れるようになりました。それと、自分の意見とか気持ちを、積極的にはっきりみんなに伝えられるようになりました。あと、関わってくれた人たちのありがたさを改めて実感しました。それから、WAggのことが大好きになりました！ 私は、まだまだ即戦力になれる実力が足りなくて、WAggのみんなに追いつくのが必死なんですけど、でも死ぬ気で練習して、死ぬ気で努力して、今のWAggを最強にしたいです」

そう語り涙ぐんで詰まってしまう瞬間も見えたが、会場からの「頑張れー！！」という温かな応援を受け、ナアユはMCを続けた。

「そして！ いつかここにいる皆さん1人1人の人生を、私たちの存在で変えます！ だから、私とWAggが最強になるまでの日々を見ていってください！ よろしくお願いします！」

ナアユの一生懸命なMCの後、愛が「誰がなんと言おうと、私たちがWAggだー！」と叫ぶとBiSの「BiSBiS」へ。未来へとつながっていく予感に、会場はさらに期待と一体感を増して盛り上がった。その後は、BiSHの「ぴらぴろ」やBiSの「Give me your love 全部」など5曲を披露し、BiSHの「オーケストラ」で本編は幕を閉じた。

鳴り止まないアンコールに再びステージに登場した8人。BiSの「nerve」と「CHANGE the WORLD」を披露し、ウルウ・ルがMCを行なった。

ウルウ・ル「皆さん、今楽しいですか？ こちらは、楽しいです。改めまして本日から、新メンバーのナアユがWAggに加わりました！ 合宿でナアユと同じグループだった時に、ナアユが「フォーメーションを覚えるのが苦手なんです」って言ってて、そういうわからない所があっても、全部ちゃんとこっちに聞きにきてくれて、本当に頼もしい子だなって、合宿の時から思ってました。そして、そのナアユが、WAggに入って、その苦手なフォーメーションや歌割りを自分のノートに手書きでまとめて、ちゃんと頭に入れていて、頑張っています。でも、休憩時間とかでは、びっくりした顔がリスみたいで可愛かったり、動きが変に俊敏だったりして、WAggのメンバーみんなナアユのことが大好きです。今日から、ナアユが加わった新しいWAggが始まりました。今日がこの8人の始まりの日です。今日この場所に来てくれた方々、本当にありがとうございます。ニコ生で見守ってくれる人たちも、本当にありがとうございます。今日という日を、この8人と最高に楽しみましょう！」

そう語ると、最後の曲BiSの「レリビ」を披露しライヴは終了。

ナアユという新たな可能性を手にしたWAgg。止まらぬ勢いのまま、どんな最強を見せてくれるのだろうか。これからの活動に目が離せない。

取材＆文：横澤魁人
写真：外林健太

これまでのWAggインタビューをあわせてチェック！
WACKを揺るがす8人の女の子たち──アイドル育成プロジェクト“WAgg”初インタビュー
Vol.1──ナルハワールド「素直さや元気さを出していきたい」
Vol.2──マリン・バ「WAggで1番になりたい」
Vol.3──ウルウ・ル「WAgg8人で、いいねって思われたい」
Vol.4──アンズピア「今の目標は、楽しむこと」
Vol.5──ウタウウタ「一体感を作りながら個性を乗せていけるグループにしていきたい」
Vol.6──愛「もっともっと意識を高く持ちたい」
Vol.7──サアヤイト「8人の個性が伝わるようなグループにしたい」
Vol.8──ハナエモンスター「8人で会場を埋められる存在になりたい」
Vol.9──マリン・バ「人に必要とされる存在にならなければいけない」
Vol.10──ナルハワールド「ギャンパレに新しい何かを与えられる存在になりたい」
Vol.11──ア・アンズピア「WAggのグループとしての結束を固めて突き進んでいきたい」
Vol.12──ハナエモンスター「上に行かないといけないなという気持ちは変わらない」
Vol.13 ──ウルウ・ル「WAggでデビューさせたいと思われるぐらいいいグループにしたい」
Vol.14 ──愛「今のWAggを最強にして、次は新しい最強を作っていきたい」
Vol.15 ──サアヤイト「いろいろな事を吸収して、殻を破った自分を楽しみにしている」
Vol.16 ウタウウタ「もっとWAggを良いものにしたいという気持ちが強くある」

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