テラシマユウカの映画コラム 今日はさぼって映画をみにいくVol.5『劇場版 Free!-Road to the world-夢』

こんにちは、7月はまた気になる作品が続々と公開されてきて、どれから観ようか悩まされる日々を過ごしています。

『アンダー・ユア・ベッド』、『チャイルド・プレイ』、『存在のない子供たち』、『東京喰種』は絶対におさえておきたい作品なので来週再来週あたりにご紹介するかもしれません。

今週は私のヲタク人生、これ抜きでは語れない作品の劇場版が公開されたので観てきました!

Vol.5『劇場版 Free!-Road to the world-夢』

☆4.2/☆5.0点中

公式HP:http://rw.iwatobi-sc.com/

 

彼らの「夢」は――。

“大きくなったらなりたいもの”に遙は魚を描いた。
「自由に泳ぎたいから」と。

初めてのチームとして幼い絆を結び合う、遙、真琴、渚、そして、凛。
凛は世界で戦う夢を、渚は楽しく泳ぎ続けたい気持ちを語る。
そして、真琴は夢をまっすぐ言葉にできる二人を眩しく見つめていた。

時は流れ、大学に進学した遙と真琴。
二人は、中学生時代のチームメイト、旭、そして、郁弥に再会する。
しかし、かつて結んだ絆は形を変え、郁弥を重く縛っていた。
そんな郁弥を救いたいと遙は決断をする。
真琴もまた、様々な選手たちの心に触れていく。
日和が抱く郁弥への希望。宗介との偶然の再会。教え子の岬が与えてくれたもの。
そして、世界への壁を知った遙の思い。
それはやがて真琴にある決意を与える。

一方、岩鳶高校水泳部にも新しい春が訪れる。
怜と渚が遙と真琴とともに結んだ絆は、新たな蕾となって花開こうとしていた。
自分たちが見た”あの景色”を後輩たちにも見せてあげたい。
目標はメドレーリレーで全国大会に進出すること。

絆が紡いだのは「夢」。
これから飛び込む激流に向け、彼らは「夢」を確かなものにしていく。
そして、泳ぎ続ける青年たちの物語は、次なる舞台へ――。

私の青春をつかさどると言っても過言ではない作品。

Free! 1期放送開始当時のあの深夜の感動は今でも忘れられません。次の日、学校で趣味を共有できる友達と大興奮で話した思い出があります。

アニメFree! 3期『Free!-Dive to the Future-』を再構築し、新規エピソードを追加したのが今回の『劇場版 Free! -Road to the world-夢』です。いわゆる総集編みたいなもので、Free! シリーズを観てきた人向けの作品になっています。

シリーズが多く、公開順と時系列に少しバラつきがあるので整理すると

公開順は

①TVアニメ1期 Free!
②TVアニメ2期 Free!-Eternal Summer-
③映画 ハイ☆スピード! -Free! Starting Days–
④劇場版 Free! -Timeless Medley-絆
⑤劇場版 Free! -Timeless Medley-約束
⑥特別版 Free! -Take Your Marks-
⑦TVアニメ3期 Free!-Dive to the Future-
⑧劇場版 Free! -Road to the world-夢

時系列は

③→①→②→④→⑤→⑥→⑦→⑧

の順です。

一言で表すとFree! は水泳青春アニメ。京都アニメーションの作品であり、とにかく絵が芸術的。水の描き方は特に素晴らしく、水飛沫の一粒ずつまで抜かりが無くて映画館の大画面で観るとより美しく迫力があります。

また、アニメが始まった当初は誰が観ても明確に遙が主人公と分かるように話が進んでいましたが、シリーズを追うごとに他のキャラもほぼ同格に際立ってくるのも好きなポイントです。

あくまでも主人公を軸としてそれを取り巻く物語が基本ですが、『劇場版 Free! -Timeless Medley-約束』では凛目線のストーリーが描かれるなど、主人公だけに留まらずそれぞれのキャラクターにも物語が濃く展開されています。

正直シリーズの途中から見始めた新規のファンに対してはキャラクターの把握が難しく、優しくない作品なのかもしれませんが、シリーズが長く続いていく事や、自分の推しキャラがフィーチャーされる事はアニメヲタクとしては激アツすぎる作品でした。

ちなみに放送開始してから暫くはみんな好きでハッキリとした推しが決まらなかったのですが、今では桐嶋郁弥・夏也兄弟に完全に心を奪われてしまっています。

前半はダイジェストのようにテンポ良く、後半はしっかりとストーリー展開が描かれています。想像していたよりも新規シーンが多く、今までのキャラ個々の心情の変化や成長も纏められていて、放送から数年が経って頭から抜けていた事も思い出しつつめちゃくちゃにエモーショナルになってしまいました。遙や凛などの日本選抜組と渚や怜の高校組とのストーリーが行ったり来たりで頭を整理するのに大変で、更にキャラが多すぎる上に皆んなに感情移入してしまうので気持ちが忙しかったです。冒頭シーンも特別公開されており尊さに何度も頭を抱えました。

 

 

そして2020年夏には完全新作劇場版の公開も予定しており、世界で戦う遙や凛を観れるのではないかと期待しています。

まだFree! を観たことない方は、ネット配信もされているのでまずTVアニメ1期の1話だけでも是非観てみて下さい!

京アニは、涼宮ハルヒの憂鬱、らき☆すた、日常、中二病でも恋がしたい!、境界の彼方など…… ぱっと思い出すだけでも涙が出そうなくらい素晴らしい、思い入れが強い作品ばかりです。

作品に関わった全ての方々に敬意を込めて、京アニを愛し続けていきたいです。

※「今日はさぼって映画をみにいく」は毎週火曜日更新予定です。


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テラシマユウカ


2014年に結成され、現在9人組として活動中のアイドル・グループGANG PARADEのメンバー。2016年に行われた新生BiSの合宿オーディションに参加し、BiS公式ライバル・グループSiSのメンバーとして活動を始めるが、お披露目ライヴ直後にまさかのグループが活動休止。2016年10月にGANG PARADEへ電撃加入し、多くを語らない性格ながら強い意志と美学を持ってグループになくてはならない存在に。映画好きが高じて、StoryWriterにてテラシマユウカの映画コラム「それでも映画は、素晴らしい。」の連載スタート。

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