テラシマユウカの映画コラム 今日はさぼって映画をみにいくVol.7『チャイルド・プレイ』

夏。

洗濯を失敗する季節。

暑くなってくるとちょっと洗濯機に放置しただけでくさくなってしまう。私はすぐ干すのが面倒で30分後にやるから〜とよく放置してしまうので、最近はくさいTシャツのまま舞台稽古をしてたりしています。この間はメンバーのユイ・ガ・ドクソンが見兼ねてTシャツを貸してくれました。。

夏は洗濯物がくさいし、虫が家に侵入してくるし、口を開けて歩いてたら虫を食べてしまうし、化粧は崩れるし、肌は焼けるので早く過ぎ去っていって欲しいと思ってしまいます。

でもそんな嫌いな夏、ホラー映画が沢山公開されるのでちょっと好きだったりします。

Vol.7『チャイルド・プレイ』

☆3.9/☆5.0点中

公式HP:https://childsplay.jp/sp/

 

最先端テクノロジー企業・カスラン社の期待の新商品、“バディ人形”

引っ越しをして友達がいない少年アンディは、誕生日に音声認識やセンサー付きカメラ、高解像度画像認識などの機能が付いた高性能人形を母親からプレゼントされる。

自らを“チャッキー”と名乗る人形だが、実は欠陥品だと判明。的外れな受け答えに最初はあきれるアンディだが、「君が一番の親友だよ」と話すチャッキーに次第に夢中になる。

その後、“彼”が豹変することなど知らずに―。

30年に渡って、トラウマを植え付けてきた凶悪な殺人人形シリーズ『チャイルド・プレイ』が、ホラー映画史上No.1の興行収入を叩き出した『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の製作陣を迎え、現代版として映画化されました。

主人公アンディ役には、『アナベル 死霊館の人形』、『ライト/オフ』などで脚光を浴びたガブリエル・ベイトマン。

母親カレン役には、人気TVドラマシリーズ『レギオン』のオーブリー・プラザ。

そして、殺人人形”チャッキー”は、米国吹替版『天空の城ラピュタ』のムスカ役やアニメ版『バットマン』のジョーカー役で声優としても活躍する、『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカー役マーク・ハミルが務めています。

『チャイルド・プレイ』(1988)
『チャイルド・プレイ2』(1990)
『チャイルド・プレイ3』(1991)
『チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁』(1998)
『チャイルド・プレイ/チャッキーの種』(2004)
『チャイルド・プレイ 誕生の秘密』(2013)
『チャイルド・プレイ~チャッキーの狂気病棟~』(2017)
『チャイルド・プレイ』(2019)

とシリーズは全8作。

新作が出ると聞いてからずっと楽しみで1〜3を観返すなどしていました。

途中でホラーコメディになったりとありましたが、初代からのチャイルド・プレイは”6歳の少年アンディが母親から誕生日プレゼントとして貰ったのが殺人者の魂が入ったチャッキーと名前のついた人形。その人形はアンディの体に乗り移ることを画策し、邪魔する人間を惨殺していく”という設定でした。

今回の新作で登場するチャッキーは少し違っていて、殺人者の魂が宿った訳ではなく最新テクノロジーのAIを搭載した最新型の人形の安全システムが解除されてしまった欠陥品という設定になっており全く別物として観れる作品です。別物になっているので、今までのチャッキーを想像して観に行くと違和感が生まれてしまうかもしれません。

チャッキーの顔面から時代の変化に伴う技術の進化が目に見えて感じられ、顔立ちは今までで一番ブサイクだったので最初は戸惑いましたが、表情が多く愛着が湧いてきます。AIが暴走するという設定もとても近代的で現実味がありました。

AIなので人間の気持ちが理解出来ず、大切な親友の為を思って殺しをしてしまうので少し切なさもあります。かつてのチャッキーはあくまで中身の魂は人間だったので感情が少なからずありましたが、今回はAIということで感情と言えるのはアンディに対する揺るがない想いのみなのでより切なく見えたのかもしれません。どう見ても不気味な顔面とアンディへの真っ直ぐな忠実さは悲しくもとても愛おしく見えてきます。

アンディがチャッキーに心を許し親友として時を過ごすほんわかとしたシーンから、チャッキーのアンディに対する愛が暴走し事件が起こり始めジワジワと不気味さを増してくる段階が絶妙で素晴らしい。私はホラーは勿論のこと、グロテスクな物も大好きなのでその両方がいい感じに満たされる作品でした。

初心者でも気軽に観れるレベルの怖さで『チャイルド・プレイ』シリーズを観たことがなくても全く問題が無く楽しめるのでホラーの代表格とも言えるチャッキー、この機会に是非。

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テラシマユウカ


2014年に結成され、現在9人組として活動中のアイドル・グループGANG PARADEのメンバー。2016年に行われた新生BiSの合宿オーディションに参加し、BiS公式ライバル・グループSiSのメンバーとして活動を始めるが、お披露目ライヴ直後にまさかのグループが活動休止。2016年10月にGANG PARADEへ電撃加入し、多くを語らない性格ながら強い意志と美学を持ってグループになくてはならない存在に。映画好きが高じて、StoryWriterにてテラシマユウカの映画コラム「それでも映画は、素晴らしい。」の連載スタート。

テラシマユウカ Twitter

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