こんにちは、テラシマユウカです。

少し前に同級生が大阪から上京してきたので約4年ぶりに会い、ランチしてきました！

連絡先をすぐに消してしまう性格で、上京前に人間関係をある程度清算したくて電話番号も変えていたので2、3人くらいしかLINEが分からずだったのですが、そんな数少ない友達経由で久しぶりに会う事が出来ました。

少し大人にはなったものの、相変わらずアホみたいな話で盛り上がって笑っている時間は懐かしくて、約4年間友達との思い出は自分でもびっくりするくらい真っ白ですが、この関係性をもっともっと大切に続けていきたいなと感じました。

Vol.76『オン・ザ・ロック』

ある日、結婚生活に疑いを持つようになったローラと、稀代のプレイボーイである彼女の父親フェリックスが、夫の浮気疑惑を巡って手を組み真相を突き止めようと奮闘する様子を描いたコメディ映画。

『ロスト・イン・トランスレーション』『ビガルイド』などのソフィア・コッポラが脚本監督を務め、出演は『ゴーストバスターズ』シリーズや『デッド・ドント・ダイ』などのベテランコメディアンのビル・マーレイ、『セレステ∞ジェシー』ラシダ・ジョーンズ、マーロン・ウェイアンズなど。

Apple Original FilmsとA24が製作を手掛けておりApple TV+でも配信が開始されています。

初めから終わりまでゆる〜く、ストーリーに大きな展開はないものの、2人が繰り広げるドタバタ劇に加え、妻と夫・娘と父親の関係性を平行して見ることが出来る、心温まるヒューマンドラマとなっています。

ビル・マーレイ演じるフェリックスの、プレイボーイで掴みどころがなくなんだか憎めない役柄が最高にハマっていて秀逸で、ラシダ・ジョーンズ演じる娘との関係性が絶妙なバランスとなっていました。

愛する子どもと夫がいて母親として忙しく過ごしているが、日常になんとなく不満や孤独を感じていて、お金はあるけどなんだか心にぽっかり穴が空いているような、自問自答を繰り返す毎日…… というのは同じくコッポラ監督作品である『ロスト・イン・トランスレーション』や『SOMEWHERE』に共通する部分が多くあります。

またその2作とは決定的に違い、主人公がもやもやを抱えたままのエンディングではなくスッキリした形で終わる点は好き嫌いが分かれるかもしれませんが、くだらないコメディの中に混じる愛情が心地よくて可愛らしく、ほっこり幸せになれる良作です。

※「今日はさぼって映画をみにいく」は毎週火曜日更新予定です。

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Vol.2『ピアッシング』
Vol.3『凪待ち』
Vol.4『Diner ダイナー』
Vol.5 『劇場版 Free!-Road to the world-夢』
Vol.6『トイ・ストーリー４』
Vol.7『チャイルド・プレイ』
Vol.8『アンダー・ユア・ベッド』
Vol.9『存在のない子供たち』
Vol.10『永遠に僕のもの』
Vol.11『ゴーストランドの惨劇』
Vol.12『惡の華』
Vol.13『アス』
Vol.14『人間失格 太宰治と3人の女たち』
Vol.15『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
Vol.16『アナベル 死霊博物館』
Vol.17『JOKER』
Vol.18『クロール－凶暴領域－』
Vol.19『ボーダー 二つの世界』
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Vol.62『インセプション』
Vol.63『ようこそ映画音響の世界へ』
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Vol.67『エノーラ・ホームズの事件簿』
Vol.68『ミッドナイトスワン』
Vol.69『悪魔はいつもそこに』
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Vol.71『シカゴ7裁判』
Vol.72『レベッカ』
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Vol.75『エイブのキッチンストーリー』

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