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StoryWriter

こんにちは、テラシマユウカです。

映画館でトムとジェリーを観てきたのですが、上映中に地震がきて途中で上映が一時中断になるということがありました。

揺れを感じ、目眩なのかな? と思ったのと真っ暗で周囲の方の反応も分からなかったので咄嗟にどうにもできずただ座り続けることしかできなかったのですが、もし何かあった時に自分が何処にいるかによってとるべき行動も変わってくると思うので日頃から対策していこうと思います。

Vol.92『ガンズ・アキンボ』

☆3.9/☆5.0点中

公式サイト:https://guns-akimbo.jp/

 

ゲーム会社のプログラマー、マイルズ(ダニエル・ラドクリフ)はネットのコメント欄に過激な書き込みをする“クソリプ”で日々の鬱憤を晴らしていた。ある日、殺し合いを生配信する闇サイト「スキズム」でクソリプ祭りをしていたマイルズは、闇の組織に襲撃されてしまう。目を覚ますと、マイルズの両手にはボルトで拳銃が固定されていた!さらに「スキズム」に参加し最凶の殺し屋ニックス(サマラ・ウィーヴィング)と戦って 24 時間以内に勝てと命令される。彼女のノヴァ(ナターシャ・リュー・ボルディッゾ)も人質にとられてしまい、逃げ場なし!果たしてマイルズは、二丁拳銃(=アキンボ)を武器にこの無理ゲーを攻略し、彼女を救うことができるのかー?

 

主演を務めるのは『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフ。様々な役柄に挑戦してきた彼が今度は両手に拳銃を固定されてしまうマイルズを熱演。最凶の殺し屋ニックスを演じるのは『レディ・オア・ノット』で親戚とバトルロイヤルを繰り広げる花嫁を演じたサマラ・ウィーヴィング。

SNSが日常に染みつきまくった現代社会において、いわゆるクソリプと呼ばれるものを見ない日はありませんが、そんなクソリプを書き込み続けていたせいで両手に拳銃を埋め込まれ殺し合いゲームに参加させられるハメになったというクレイジー映画。

ハリー・ポッターのイメージから一転、突然ツノが生えてくる役や、オナラの勢いで水上バイクになる死体役など、ヘンテコな役柄がお馴染みになりつつあるダニエル・ラドクリフが、今作ではパンツ姿で街を彷徨い、両手に拳銃を埋め込まれたあまりにも不憫で情けないヘタレ男を熱演しています。

笑いあり暴力あり殺しあり、なんでもありのぶっ飛びまくった設定とアホみたいに酷い目にあいまくるラドクリフに笑えながらも、次第に手に汗握るアドレナリン全開のハイスピードなアクション映画と化していく展開は見応え抜群。

人の命をなんとも思わず秒単位で誰かが死んでいく激しい殺し合いゲームの為、脳天を撃ち抜かれたり、返り血を浴びまくったり、指がなくなったり、顔がグチャグチャになったりとグロ描写も大盛りでもはや気持ちが良い。

そんな中でも、家族の問題や、復讐劇、恋愛、そして、人生何もかも思い通りにいかず多くの人に馬鹿にされながらも自分が何をすべきか見つけていく成長譚など、さまざまな人間の物語が詰め込まれており一辺倒ではない面白さもありました。

コメディとアクション、喜劇と悲劇の二丁拳銃が日々の憂鬱をぶっ放してくれるような、最高で最悪に容赦ないクレイジーな作品です。

※「今日はさぼって映画をみにいく」は毎週火曜日更新予定です。


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テラシマユウカ

テラシマユウカ、月ノウサギ、ナルハワールド、キラ・メイ の4人からなるアイドルグループ、PARADISESのメンバー。2016年に行われた新生BiSの合宿オーディションに参加し、BiS公式ライバル・グループSiSのメンバーとして活動を始めるが、お披露目ライヴ直後にまさかのグループが活動休止。2016年10月にGANG PARADEへ電撃加入し、2020年4月からはグループが分裂。PARADISESのメンバーとして活動中。多くを語らない性格ながら強い意志と美学を持ってグループになくてはならない存在に。映画好きが高じて、StoryWriterにてテラシマユウカの映画コラム「それでも映画は、素晴らしい。」の連載スタート。

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