こんにちは、テラシマユウカです。
4泊5日のWACK合宿オーディションから帰ってきた日にこのコラムを書いていて、なんだか久しぶりに家に帰ると安心するかなと思っていたのですが、自分から湧き出るこの合宿で思い出さされた熱量だったり何かしてやりたいという無意識の直感的な衝動だったりをはやくライブにぶつけたくて、今ソファに座っているのにソワソワしてしまいます。
長く続けるにつれて、自分の感情や何かの意味を考えすぎてこう考えたらダメだとか思ってしまって、どうしたいだとか、素直な感情と向き合えなくなってしまったことに気付いたことは悔しくもあったけれど、その悔しさこそ大切にしたいものだなと思います。
何事にも後悔しない様生きていきたいです。
Vol.93『トムとジェリー』
☆3.6/☆5.0点中
公式サイト：https://wwws.warnerbros.co.jp/tomandjerry-movie.jp/
とあるニューヨークの一流ホテルで、世界中が注目するセレブカップルの「世紀のウェディングパーティー」が行われることに。
ホテル中が準備に追われる中で、 ある事件が起こる——。
あのいたずら好きネズミのジェリーがホテルに引っ越して大騒ぎ！新人スタッフのケイラ（クロエ・グレース・モレッツ）は急遽”ネズミ対策”で猫のトムをボーイとして雇うも、二人はニューヨーク中を巻き込んだ壮絶な追いかけっこを繰り広げ、さらにはある陰謀に巻き込まれウェディングパーティーを台無しにしてしまう。
そのせいでクビになったケイラを助けるため、そして新郎新婦のため、ふたりはタッグを組むことになるが･･･｡
果たして、命がけでケンカしてきたトムとジェリーは、最高のウェディングパーティーを開くことができるのか!?
2021年、誰もが知るカートゥーンのアニメーション作品『トムとジェリー』が生誕80周年を記念して実写映画化することになりました。
実写とは言っても、トムとジェリーはアニメーションで表現されており、トムとジェリーが実写世界の中で実写の登場人物たちと共存しているという形で描かれています。
「ファンタスティック・フォー」シリーズのティム・ストーリーが監督を務め、高級ホテルのスタッフらにはクロエ・グレース・モレッツ、マイケル・ペーニャ、ケン・チョン、コリン・ヨスト、ロブ・ディレイニーなど豪華キャストが集結。
トムとジェリーの愛嬌たっぷりないつものドタバタ劇の雰囲気が崩される事なく、アニメーションと実写が見事に融合しています。
ストーリーとしては、今作ではクロエ・グレース・モレッツ演じるケイラが主体であり、ケイラの物語のなかにトムとジェリーのいつもの喧嘩が偶然重なったといういつもとは違う構成でしたが、展開はいつも通りの感じで読めるため映画の尺にしては一辺倒にも感じます。ですが、それでも飽きる事なく楽しめ、一生観ていられる気がするのがトムとジェリーの凄いところ。
トムとジェリー以外は実写のため、いつもは大騒動でもアニメーションで緩和されていますが、今回は現実的に見えてしまうので高級ホテルや盛大な結婚パーティーでガラスの天井を割ったり象がホテルから逃げ出して大パニックになったり、グッチャグチャにとんでもなくぶち壊されていく様子はとてもスリリングで、いつものアニメ版とは違った面白さもあります。
カートゥーンネットワークばかりを観まくって育った私としては、個人的にトムとジェリーが現実世界へと飛び出してきたワクワク感を最高に味わえるほっこりした時間でした。
トムとジェリーこそ、老若男女どんな世代の誰が観ても楽しめる究極のコメディ作品なのかもしれません。
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