こんにちは、テラシマユウカです。
ついに延期に延期を重ね待ちに待った『ブラック・ウィドウ』が公開となりました!
グランドシネマサンシャインの最大のスクリーンでIMAXを観るか、アクションが凄まじすぎてアトラクション並みに激しくて浮きまくるしお尻が痛くなると噂の4DXを体感しにいくか迷いどころでしたが、時間の都合上どちらも叶わず普通のスクリーンで鑑賞して来ました。
せめてどちらの上映方式でも一回ずつ観ておきたいなという気持ちがありつつ、三半規管激弱なので4DXは絶対に気分悪くなるからやめといた方がいいかな…という気持ちで揺らぎ続けています。
去年に『インセプション』と『ハリーポッター』の4DX上映がありどちらもめちゃくちゃに楽しかったので、是非とも今回もチャレンジしてみたい気持ちです。
Vol.109『ブラック・ウィドウ』
☆4.2/☆5.0点中
公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/blackwidow.html
https://www.youtube.com/watch?v=_QjgEoDaCrQ
ブラック・ウィドウの前に突如現れた“妹”エレーナ。姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。唯一の味方は、かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ。だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす! ブラック・ウィドウの作られた過去との戦いが、世界の命運を握る。
2010年に公開された『アイアンマン2』で初登場して以降、計7作品でその類稀なる美貌と抜群の身体能力を駆使しあらゆる高度なミッションを遂行してきた世界最高のエージェント、ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフ。過酷な訓練によって育てられたスパイにして超一流の暗殺者。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』にて彼女自身の命に関わる衝撃の決断に涙した人も少なくないはず。
そんなブラック・ウィドウの『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)と『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)の間にある空白の期間をメインの物語として、ナターシャ・ロマノフの悲しき少女時代や、特務機関エージェントとしてのエピソード、なぜアベンジャーズになったのか? 『エンドゲーム』での彼女の決断の裏側にあったもの、すべてに繋がる答えを解き明かしていくのが本作となっています。
『ブラック・ウィドウ』の大きなテーマが”家族”であり、孤独な暗殺者ブラック・ウィドウはアベンジャーズを家族と呼んでいますが、実は彼女にはかつてアベンジャーズとは違った家族がいたことが明らかになり、そんな家族との再会があったからこそのエンドゲームでの決断に合った想いを知ることができます。
また、MCUの中でもブラック・ウィドウは特殊な能力や武器がない為、ほぼ肉弾戦となっておりアクションシーンは随一の激しいバトルシーンに描かれており、トップクラスの戦闘能力がより際立ち、特に空中戦での迫力のある映像に最高の満足度を味わうことができます。
スパイアクションであり、ヒーローものであり、”女性”ヒーローとしてのメッセージ性も含まれており、家族の形を描いた愛のドラマでもあり、そして、きっとナターシャの最後の物語でもある、これまでのマーベル作品とは形式の違った『ブラック・ウィドウ』。
新たな章の幕開けに少しのほろ苦さとこれからのワクワクを味わうことのできる作品です。
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