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StoryWriter

こんにちは、テラシマユウカです。

道端などでガチャガチャを見かけるとついつい1回だけ……と回してしまいがちなのですが、なんであんなにも「この中だったらこれだけは要らないかな〜」みたいなやつが当たっちゃうんでしょうか。

自分の気持ちに保険をかける為、1番欲しいものが当たる確率は低いので敢えて決めず、1番要らないものを決めて回すようにしているのですが案の定貧乏くじを引いてしまいます。

たま〜に密かに心の中で決めていた1番欲しいものが当たってしまうので、これだからガチャガチャはやめられねえな…と中毒性を加速させてしまっているのかもしれません。

いい加減卒業したいものです。

Vol.117『ドント・ブリーズ2』

☆3.8/☆5.0点中

公式サイト:https://www.donburi-movie.jp/

 

人気のない郊外の古びた屋敷に住む、ある盲目の老人。彼はその屋敷で一人の少女を大切に育て、二人だけで静かに暮らしていた--
その男こそ、8年前、強盗に押し入られた被害者として生きているが、実は強盗団を惨殺した過去をもつ、あの盲目の老人だった・・・。
ある日、謎の武装集団が老人の屋敷に静かに忍び込む。その目的は少女--。
暗闇の中、全てを知り尽くした屋敷内で全員の抹殺を試みるも、訓練されていた集団は老人を襲い、火を放つ。
命からがら炎の中から逃げ出したが、そこに少女の姿はない。目覚める狂気の怒り。老人は己の手で大切に育てた少女を取り戻すため、武装集団の後を追う・・・。
その集団はなぜ少女を狙うのか、少女はいったい何者なのか、老人はなぜ少女に固執するのか。
全ての真実を知ったとき、前作を超える衝撃に息が止まる--。

 

金銭目的で強盗に押し入った少年少女が、家主である盲目の老人の、どんな微かな”音”も聴き逃さない超人的な聴覚と常軌を逸した戦闘力に、次々と惨殺されていく様子を描き、2016年に公開され世界を恐怖に陥れ話題となった、あの『ドント・ブリーズ』。

今作はその”盲目の老人・ノーマン”を主人公に迎え、1作目とは全く異なる続編として、ふたたび観客の予想を裏切る形として新たな物語が誕生しました。

前作ではヴィラン的立ち位置だった老人にスポットを当て、”家族”を求める一心だったノーマンがフェニックスを娘として育て、その少女を守る役目を担っている。

無意味に人を傷つけるだけの悪ではない隠された彼の本性と、狙われる少女の周りに巻き起こる戦慄の展開。正義とは一体なんなのか? 家族の形とは? それぞれの善悪の在り方に大きく感情が揺さぶられる一作となっています。

前作に比べると、一体これから何が起こってしまうのだろうか……?というホラー感は少し薄めでしたが、無差別に狂気を振り撒く得体の知れぬ恐ろしいモンスターの様な存在としての盲目の老人ではなく人間味を感じとられ、お爺さんの見方が変わってくるという新たな面白さが追加されていました。

暗闇での、どこからどの様に襲ってくるかわからない緊迫感と、お爺さんの驚異的な戦闘力が発揮されるアクションは健在であり、殺しのシーンは特に見応え抜群となっています。

劇場の大きなスクリーンで、音を立てず自身の息も殺しながら作品の緊張感とシンクロさせて鑑賞するスリリングは堪りません。

※「今日はさぼって映画をみにいく」は毎週火曜日更新予定です。


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Vol.2『ピアッシング』
Vol.3『凪待ち』
Vol.4『Diner ダイナー』
Vol.5 『劇場版 Free!-Road to the world-夢』
Vol.6『トイ・ストーリー4』
Vol.7『チャイルド・プレイ』
Vol.8『アンダー・ユア・ベッド』
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Vol.10『永遠に僕のもの』
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Vol.40『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』
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テラシマユウカ

テラシマユウカ、月ノウサギ、ナルハワールド、キラ・メイ 、ウタウウタ、キャ・ノンからなるアイドルグループ、PARADISESのメンバー。2016年に行われた新生BiSの合宿オーディションに参加し、BiS公式ライバル・グループSiSのメンバーとして活動を始めるが、お披露目ライヴ直後にまさかのグループが活動休止。2016年10月にGANG PARADEへ電撃加入し、2020年4月からはグループが分裂。PARADISESのメンバーとして活動中。多くを語らない性格ながら強い意志と美学を持ってグループになくてはならない存在に。映画好きが高じて、StoryWriterにてテラシマユウカの映画コラム「それでも映画は、素晴らしい。」の連載スタート。

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