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StoryWriter

映画ジュラシックシリーズはもちろんのこと、大阪出身なので頻繁に遊びに行っていたユニバのアトラクションで間近で体感した恐竜は、幼い頃から当たり前かのように実在する概念として身近な存在でした。

恐竜に対して恐怖心と好奇心の入り混じる不思議な感情をずっと抱いていた気がします。

急流滑りがそもそも嫌いだったせいで、アトラクションにトラウマがあり、苦手な生き物として1番に名前を上げることもありましたが、ハムスターとネコとサメとワニに並んで好きな生命体です。

Vol.164『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』

☆3.6/☆5.0点中

https://www.jurassicworld.jp/

 

〈ジュラシック・ワールド〉のあった島、イスラ・ヌブラルが火山の大噴火で壊滅、救出された恐竜たちは、世界中へと放たれてしまった。
あれから4年、人類はいまだ恐竜との安全な共生の道を見出せずにいる。恐竜の保護活動を続けるオーウェンとクレアは、人里離れた山小屋で暮らしていた。そこで二人が守っているのは、14歳になったメイジー、ジュラシック・パーク創設に協力したロックウッドの亡き娘から作られたクローンの少女だ。
ある日、オーウェンは子供を連れたブルーと再会する。ところが、何者かによって、ブルーの子供が誘拐される。オーウェンはブルーに「俺が取り戻してやる」と約束し、クレアと共に救出へ向かう。
一方、サトラー博士は、世界各地から恐竜を集めて研究をしているバイオテクノロジー企業の巨人バイオシンをある目的から追っていた。そこへグラント博士も駆けつけ、マルコム博士に協力を求める。 人類と恐竜の共存の前に立ちはだかる、バイオシンの恐るべき計画とはー?
オーウェンとクレア、そして3人の博士は大切な命とこの世界の未来を守ることが出来るのか?

 

1993年に幕を開け、命を吹きこまれた恐竜たちのリアルでスリリングな映像で、世界中に大興奮を巻き起こした『ジュラシック・パーク』シリーズ。2015年には、『ジュラシック・ワールド』としてさらにスケールアップし、監督や主人公を変えながら29年続いてきたこのシリーズは、6作目となる本作でついに完結します。

ついに迎えた最終章ではシリーズの生みの親・巨匠スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、監督には『ジュラシック・ワールド』の名匠コリン・トレボロウが復帰。

オーウェンとクレアというふたりの男女を中心として展開してきたシリーズは、本作で初代ジュラシック・パークの登場人物である、アラン・グラント、エリー・サトラー、イアン・マルコムの3人の博士がカムバックし、過去作のオマージュ溢れるシーンや、過去シリーズからの人気恐竜の他に羽毛恐竜や地上最大の肉食恐竜などの新種恐竜が登場し、シリーズファンにはたまらない豪華な展開と、ただのオマージュに収まらない核のある作品となっています。

147分という長尺からも分かる通り多くの要素がぎゅうぎゅうに詰め込まれており、クローンや科学技術に対する人間の飽くなき探究心とそれに伴うバイオテクノロジーのリスクの真理に迫ったジュラシックワールドらしいテーマであり、29年かけたシリーズを全体的にうまくまとめて納得のいく終わり方に仕上げたのではないでしょうか。

強いていうならば、いくつかのテーマが複合的に語られていましたが、前作ラストで提示されていた人間と恐竜の共存という問題に対してのアンサーが弱かったため、バランス良くまとまりすぎずにもっと崩した個性と設定の広がりを観たかったなという気持ちと、これまで数々の夢を見させてくれたジュラシックシリーズのメインテーマを、これでもかというくらい聴きたかったなと感じました。

IMAX 3Dで観るハリウッドの最新技術を駆使してよみがえった恐竜たちの息遣いや壮大な景色は、シリーズ史上最高のリアリティを感じることができ、臨場感溢れるアトラクションに乗り込んだかのような作品です。

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テラシマユウカ

「みんなの遊び場」をコンセプトに活動する、テラシマユウカ、ヤママチミキ、ユメノユア、キャン・GP・マイカ、ココ・パーティン・ココ、ユイ・ガ・ドクソン、月ノウサギ、キラ・メイ、チャンベイビー、キャ・ノン、ナルハワールド、アイナスター、カ能セイの13人からなるアイドルグループ、GANG PARADEのメンバー。 2016年に行われた新生BiSの合宿オーディションに参加し、BiS公式ライバル・グループSiSのメンバーとして活動を始めるが、お披露目ライヴ直後にまさかのグループが活動休止。2016年10月にGANG PARADEへ電撃加入し、 2020年3月よりGO TO THE BEDSとPARADISESの2グループに分裂し活動開始。精力的にライブを実施し、2021年には両グループ合わせて270本ものライブを敢行。 2022年1月1日、満を持して再結成を果たす。 多くを語らない性格ながら強い意志と美学を持ってグループになくてはならない存在に。映画好きが高じて、StoryWriterにてテラシマユウカの映画コラム「それでも映画は、素晴らしい。」の連載スタート。

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