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StoryWriter

こんにちは、テラシマユウカです。

夏休み、お盆休み真っ只中の8月。例年の如くライブ三昧の日々を過ごしています。

1週間以上連続で家を空ける時があったり、トータルすると8月は半分以上家にいない日があるので、死ぬほど暑く冷房がないと生きていけない季節、電気代が浮いてラッキーだなんて思っちゃったりしています。

遠征帰りの疲れを抱えながら汗だくで大荷物を持って家の扉を開けた瞬間、むわっとした熱風が襲ってくる感覚は好きではないけどなんだか嫌いになりきれない気がします。

まだまだ、全国を巡るライブ三昧は続いていきますのでどこかでお会いできたら嬉しいです。

https://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=E7150021

体調にはお気をつけてお過ごしください!

Vol.217『リボルバー・リリー』

☆4.0/☆5.0

https://revolver-lily.com/

 

1924年、第一次世界大戦と関東大震災の爪痕が癒えぬ帝都・東京。
謎の男たちに屋敷を襲われ女中らを惨殺された細見慎太は、辛くも現場を脱出するが、追っ手に取り囲まれてしまう。
窮地に陥る慎太の前に現れたのは小曾根百合。
その手には、S&W M1917リボルバーが握られていた。
そんな出会いの裏に隠された驚愕の真実を知る由もないまま、ふたりは行動を共にし、巨大な陰謀の渦に呑み込まれてゆく……。

男たちが乱れ狂った時代に、咲き誇る。
映画史上最強のダークヒロインここに降臨。

少年と出逢い、現在が目覚め、S&W M1917リボルバーを握り、未来が覚醒する。
1924年帝都・東京。
欲望が剥きだしになった人間たちの思惑が交錯するなか、明日の「生」に向けた伝説が幕を開ける――。

 

原作はハードボイルド作家・長浦京の小説『リボルバー・リリー』。『窮鼠はチーズの夢を見る』『ピンクとグレー』『世界の中心で、愛をさけぶ』などの話題作を送り出した行定勲監督が、オリジナルストーリーも加え映画化しました。

これまで多くの映画を撮ってきた行定勲監督初のアクション作品。主人公である女スパイを時代劇・アクション俳優としての評価も高い綾瀬はるかさんが演じ、注目を集めています。

『ONE PIECE FILM RED』や『THE FIRST SLAM DUNK』など大ヒットアニメ映画で2022年の日本映画界を盛り上げてきた東映が、東映らしいバイオレンスアクションを製作。70年代80年代を想起させるようなハードボイルドものとして素晴らしいエンターテインメントとなっています。

主演には綾瀬はるか、そして綾瀬はるかとは『はい、泳げません』ぶりの共演となる長谷川博己。他、羽村仁成、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー、佐藤二朗、阿部サダヲ、野村萬斎、豊川悦司、板尾創路ら豪華個性派キャストが出演。

関東大震災後の大正末期を舞台に、冷徹非情な美しき諜報員として恐れられた女性が、国家の重要機密・消えた陸軍の秘密資金に関わる情報をもった少年を助けるため、国家陰謀に立ち向かう姿を描いたアクションサスペンスです。

1914〜1918年の第一次世界大戦、1923年の関東大震災を経て復興を遂げようと街が賑わう1924年の東京。武装した陸軍に対し、その時代ならではの大正ロマンと呼ばれる西洋風のファッションを着こなし、小曾根百合の名の通り百合の花を連想させるような華やかなドレスでリボルバーを乱れ撃つ美しい姿は妖艶であり、長いドレスに隠された太もものガーターベルトから、素早くリボルバーを抜き撃つ艶やかな姿は誰しもが惚れてしまうほど。

行定監督の持ち味である、繊細で美しい映像と丁寧に組み立てられたシーンの連なりがダイナミックな臨場感を生み出し、息を呑むような展開が続いていきます。特に、クライマックスの霧の中で行われる激しい銃撃戦は程よい緊張感を保ちながら幻想的な空気を漂わせとても印象に残ります。

静と動のバランスが巧妙ながらドラマ性も豊かに描かれた『リボルバー・リリー』。映画のラストにはまさかの鈴木亮平が登場し物語を一気に引き締めインパクトを残していく、続編を匂わせるような一瞬のシーンもあり、今後の動きにも期待が高まります。

※「今日はさぼって映画をみにいく」は毎週火曜日更新予定です。


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Vol.1 『ハウス・ジャック・ビルト』
Vol.2『ピアッシング』
Vol.3『凪待ち』
Vol.4『Diner ダイナー』
Vol.5 『劇場版 Free!-Road to the world-夢』
Vol.6『トイ・ストーリー4』
Vol.7『チャイルド・プレイ』
Vol.8『アンダー・ユア・ベッド』
Vol.9『存在のない子供たち』
Vol.10『永遠に僕のもの』
Vol.11『ゴーストランドの惨劇』
Vol.12『惡の華』
Vol.13『アス』
Vol.14『人間失格 太宰治と3人の女たち』
Vol.15『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
Vol.16『アナベル 死霊博物館』
Vol.17『JOKER』
Vol.18『クロール-凶暴領域-』
Vol.19『ボーダー 二つの世界』
Vol.20『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』
Vol.21『マチネの終わりに』
Vol.22『グレタ GRETA』
Vol.23『テッド・バンディ』
Vol.24『ドクター・スリープ』
Vol.25『マリッジ・ストーリー』
Vol.26『カツベン!』
Vol.27『ラスト・クリスマス』
Vol.28『屍人荘の殺人』
Vol.29『パラサイト 半地下の家族』
Vol.30『シライサン』
Vol.31『ペット・セメタリー』
Vol.32『ジョジョ・ラビット』
Vol.33『his』
Vol.34『犬鳴村』
Vol.35『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』
Vol.36『ミッドサマー』
Vol.37『架空OL日記』
Vol.38『スキャンダル』
Vol.39『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』
Vol.40『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』
Vol.41『デッド・ドント・ダイ』
Vol.42『青色映画ポスター特集』
Vol.43『MyFrenchFilmFestival フランスショートフィルム特集』
Vol.44『邦画特集』
Vol.45『エズラ・ミラー特集』
Vol.46『エディ・レッドメイン特集』
Vol.47『眠れない夜にみたい映画』
Vol.48『トラウマ映画特集』
Vol.49『ゴシック映画特集』
Vol.50『映画と音楽』
Vol.51『ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷』
Vol.52『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
Vol.53『アングスト/不安』
Vol.54『ANNA/アナ』
Vol.55『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』
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Vol.57『ダークナイト』
Vol.58『劇場』
Vol.59『海底47m 古代マヤの死の迷宮』
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Vol.61『ハニーボーイ』
Vol.62『インセプション』
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Vol.64『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』
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Vol.66『TENET テネット』
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Vol.68『ミッドナイトスワン』
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Vol.72『レベッカ』
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Vol.77『ザ・コール』
Vol.78『ザ・プロム』
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Vol.81『Swallow/スワロウ』
Vol.82『ヒッチャー ニューマスター版』
Vol.83『恋する遊園地』
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Vol.85『ダニエル』
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Vol.87『プラットフォーム』
Vol.88『聖なる犯罪者』
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テラシマユウカ

「みんなの遊び場」をコンセプトに活動する、テラシマユウカ、ヤママチミキ、ユメノユア、キャン・GP・マイカ、ココ・パーティン・ココ、ユイ・ガ・ドクソン、月ノウサギ、キラ・メイ、チャンベイビー、キャ・ノン、ナルハワールド、アイナスター、カ能セイの13人からなるアイドルグループ、GANG PARADEのメンバー。2022年5月21日『GANG PARADE THE GREATEST SHOW TOUR 』YOKOHAMA BAY HALL公演より新13人体制としての活動がスタートし、2023年5月10日(水)にはメジャー2ndアルバム「OUR PARADE」をリリース。多くを語らない性格ながら強い意志と美学を持ってグループになくてはならない存在であり、映画好きが高じて、StoryWriterにてテラシマユウカの映画コラム「今日はさぼって映画をみにいく」を現在連載中。

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