こんにちは、テラシマユウカです。
つい最近7月を迎えたばかりなのに、もう8月が終わりそうな事実に驚きを隠せません。
ツアーをいくつ並行していたかわからないくらい怒涛の夏を過ごしてファイナルを終えたばかりですが、ひと息つかぬまに秋ツアーが9月2日(木)からいよいよ始まります!
TRICK OR SMILE TOUR、すっごくわくわくする展開になっていきそうなので是非どこかでお会いできたら嬉しいです。
https://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=E7150021
Vol.219『MEG ザ・モンスターズ2』
☆4.1/☆5.0
https://wwws.warnerbros.co.jp/megthemonsters/index.html
海の恐怖は、MEGだけではなかった。
太陽の光が全く届かない、暗闇の世界「マリアナ海溝」。潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)は研究チームと共に”人類未踏の地”へ。しかし、地球上で最も深い場所で彼らはある”恐怖”を目覚めさせてしまう。
生態系の頂点に君臨する絶滅したはずの最恐巨大ザメ”MEG”。未曾有の大きさと獰猛さで襲い来るMEGの群れ。
そして未知の巨大生物たち——!
深海からビーチまで襲来する絶体絶命の危機に、彼らはどう立ち向かうのか!?
全世界で『ジョーズ』を抜き、海洋パニック映画史上最高の世界興収を記録した前作『MEG ザ・モンスター』。伝説の巨大ザメ、メガロドンと、人類との死闘を描いた『MEG ザ・モンスターズ2』が、前作を上回る恐怖と圧倒的スケールで帰ってきた。
実在したとされる巨大ザメ、メガロドン、通称MEG。約1800万年前から150万年前に実在した最大級のMEGは、その化石から、咬む力はT-REXの6倍以上、クジラを捕食し、巨大な口で大型肉食恐竜をも丸呑みできたといわれている。
監督は前作のジョン・タートルトーブから『フリー・ファイヤー』『レベッカ』のベン・ウィートリーに交代。主演は、前作に引き続きジェイソン・ステイサムが出演。
邦題が「モンスターズ」となっていることで察しが付きますが、今回大暴れするのはメガロドン1匹だけではなく、想像以上に大変なことになっていきます。サメよりも捕食者であるジェイソン・ステイサム含めてモンスターズと呼んでいる可能性も無きにしもあらず……。
前作で痛いほど自然の摂理に逆らうことはタブーであると分かったはずなのに飽く無き探究心からメガロドンの子どもを育て、人類未踏の地の海洋研究を続ける人間たち。人間の手で制御できるはずのないメガロドンを手懐けようと無謀な挑戦をし、今回の悲劇は始まっていくのです。
今作では海洋研究所内から金に目のくらんだ裏切り者を置くことで、サメの脅威に翻弄される緊張感に加えて正義と悪の人間ドラマも生まれ、誰が裏切り者なのか気になる点をひとつ増やすことによってよりドキドキが増す展開となっていました。
前半戦はそのように人間の善悪の攻防戦がメインとなりメガロドンは脇役的な立ち位置となっているのですが、最恐最悪のあいつがおとなしくしているわけもなく、後半戦からはいよいよ本領発揮のターン。メガロドンの大暴れに加え未知の生物が次々とビーチでバカンスを楽しむ陽気な島へ上陸し、乗ってしまったら帰れない、超絶スリリングなアトラクションの様な大娯楽B級モンスターパニック映画の姿を現すのです。
捕食者の頂点であるメガロドンとジェイソン・ステイサム。クライマックスを詰め込みすぎた様なシーンの連続に、声を出して笑ってしまうバカみたいな大真面目ギャグと手に汗握る展開の緊張の緩和のバランスが素晴らしい、うざったい暑さを爽快に吹き飛ばしてくれる夏にぴったりの作品です。
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