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StoryWriter

こんにちは、テラシマユウカです。

年を重ねるにつれて、感情の起伏が薄くなったと感じる場面が増えた気がするこの頃。

感情に振り回されなくなったのではなく、酸いも甘いも知って、自分の中で処理しきれなかった気持ちを悲しくも上手くあしらう事を覚え、負の感情に関しては諦めがつけるようになっただけなのかもしれません。

理不尽な出来事に対して、そっと目を閉じて気持ちに火をつけないよう過ぎるのを待つのか、対峙して解決しないであろうことにも向き合うのが正義なのか、人間の感情のポリシーみたいなものって性格がすごく出るなと、ふと考えていました。

Vol.262『フィリップ』

☆4.0/☆5.0

https://filip.ayapro.ne.jp/

 

1941年、ポーランド・ワルシャワのゲットーで暮らすポーランド系ユダヤ人フィリップは、恋人サラとゲットーで開催された舞台でダンスを披露する直前にナチスによる銃撃に遭い、サラと共に家族や親戚を目の前で殺されてしまう。
2年後、フィリップはフランクフルトにある高級ホテルのレストランでウェイターとして働いていた。そこでは自身をフランス人と名乗り、戦場に夫を送り出し孤独にしているナチス上流階級の女性たちを次々と誘惑することでナチスへの復讐を果たしていた。
孤独と嘘で塗り固めた生活の中、プールサイドで知的な美しいドイツ人のリザと出会い、愛し合うようになる。しかし戦争は容赦なく二人の間を引き裂いていく…。

 

ナチス支配下のポーランドとドイツを舞台に、自身がユダヤ人であることを隠して生きる青年の愛と復讐の行方を描く『フィリップ』。

ポーランド人作家レオポルド・ティルマンドが自伝的小説として1961年に発表し、その内容の過激さから発禁処分となった小説「Filip」を映画化。この小説はティルマンド自身が1942年にフランクフルトに滞在していた実体験に基づいており、監督のミハウ・クフィェチンスキは、その事実から導き出す魂の解放・自由奔放な姿を第2次大戦、ナチス支配下のドイツを舞台に官能的な要素を加えて映画化したものです。

一言に要約すると復讐するつもりだった相手と心から愛し合ってしまったという話ですが、決してそれだけではない展開が待っており、国籍や人種といったカテゴライズがどれほど残酷な結末を生むか、痛いほどに見せつけられる作品となっています。

ユダヤ人である事を隠しフランス人と偽るフィリップは、快楽のためではなく常に死の危険と隣り合わせで様々な女性と関係を持ちます。そんな復讐を抱えて日々を送る彼が冷たく乾いた空気の中で満たされない表情を募らせる姿は、ナチスが作り上げた政策や社会構造、思想がいかに腐ったものであるかを示しています。

その上で心を消したフィリップが葛藤に囚われていく過程は実に興味深く、一人きりでただひたすらに身体を動かし疲労を誘う夜に言葉を介さずとも彼の本心が語られているようで、時代に翻弄されたという言葉で片付けてしまうのも悔しく、やるせなさを感じることしかできません。

フィリップはリザを心から愛していた。リザも同じくフィリップを心から愛していた。恋人と家族を一度に失った彼にとって共にホテルで働く親友もリザも、家族の様にかけがえのない存在であった。

しかし新しく見つけた愛情や仲間との時間、やっと手に入れた希望もあっけなく踏みにじられ、フィリップが最後に下す決断は誰も望まぬ選択で、その決断をせざるを得なかった彼が見せる表情は受け入れられないほど冷静に見えてしまいます。怒りだけではどうにもならない哀しみと喪失の地獄が待ち構え、残酷にも心を引き裂かれてしまうのです。

※「今日はさぼって映画をみにいく」は毎週火曜日更新予定です。


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